あ。

・・・・・・・・・。

やっぱり、なかなか慣れませんね。ボソンジャンプって。
《お帰り、ルリ、アキト》
オモイカネ。
「ただいま」
ジャンプアウト、成功みたいですね、アキトさ・・・。










え〜と・・・。

「遺跡、かな?」
多分、そうだと思うんだけど。
おっかしいなあ・・・、今までこんなとんちんかんな失敗はなかったんだけどなあ。
ナデシコに戻るつもりが、何で遺跡に跳んでんだ?
しかも、いつもの白い空間じゃないし。
姉さんに頼まれて遺跡の資源をとりに来た時の場所でもないな。
薄暗いけど、周りの発光体がぼんやり光ってるから、足元も危うくない。
で、ここは・・・。
ん?
箱?
俺の知ってる遺跡と同じ文様か。
他には・・・何もなし、ね。
仕方ない。
取り敢えず、このまま帰ったら姉さんに役に立ちそうな物を拾ってこなかったってどやされそうだしな。
最近、ルリちゃんも悪影響受けて説明好きになったり、怪しい研究を2人でくすくす笑いながらやってたりするしなあ。

持って帰るにはちと大きいけど、調べてみる価値はありそうだよな。


こりゃあ・・・。
何もないな。
オブジェ、じゃあなさそうだし、ボタンの1つもあっても良さそうなもんだけど。
まったく何もない。
ボタンどころか、文様があるだけで継ぎ目さえないな。
ただの四角い箱かよ。
ってことは、やっぱりただのオブジェか?
それにしちゃでかくないか?
俺よりでかい、一辺が・・・3mくらいか。
この部屋に飾るにはいいかもしれないけど、模様だってきれいなもんじゃないし、あんまり鑑賞に向いてるとは思えないな。
こんなの鑑賞しようってんだから、古代火星人の趣味ってわっかんねーよなあ。

「・・・・・・電流流れたりとか、してないよな?」
って、誰に聞いてんだ?俺。
怖いとつい声に出ちゃうんだから、まあ、仕方ないけどさ。
石かなんかないかな・・・ああ、あれでいいか。



カコン。


・・・大丈夫そうだ。
どれ、それじゃあ・・・










えええっ?!















「あ、ここは・・・?」
「気が付いたみたいね」
イネスさん?
あ・・・、医務室・・・。
「まったく、あなたときたら・・・。冷静沈着な美少女オペレーターじゃなかったっけ?」
イネスさん・・・そんなこと・・・。
「そんなこと、どうでもいいんです。アキトさんはっ?!」
「落ち着きなさいって。さっき格納庫で試したでしょう。理由はわからないけど、ボソンジャンプが使えないのよ。あなたが騒いだって仕方ないわ」
「でも!」
「ボソンジャンプ中のアクシデントなら、あの子は大丈夫よ」
「そんなこと、わからないじゃないですかっ!大体、ジャンプできないって今イネスさんが言ったんじゃ・・・」

いけない・・・また泣きそうです。
ジャンプできるんだったら、この時間には戻ってきてるはずです。
時間を正確に指定できるんですから。
それなのに、戻ってないってことは。
「はあ、まったく、ジャンプで探しに行こうとしたのは正解だけどね、できないからって錯乱して気を失うなんて、まったくあなたらしくないわね。・・・ま、それだけアキトが好きってことかしら?」
アキトさん・・・。
どうして戻って来ないんですか?
何があったんですか・・・。
「ほら、泣かない。原因はわからないけど、遺跡のある火星でジャンプできないなんて、永続的なものではないわよ。取り敢えず今私たちにできることは、原因を調べて、アキトの居場所を特定すること。違う?」
違いません、けど・・・。
「ジャンプを阻害している因子がわかれば、対策の立てようがあるわ。ジャンプさえできるようになれば、アキトは帰ってこられるんだから、このままここで泣いてるよりいいでしょう」
「・・・はい」
「なら、ほら。手伝って頂戴。いつまでも寝てると、ベッドの使用料とるわよ」

わらって言うイネスさんですが・・・。
コンソールに置いている手が震えてます。
ごめんなさい。心配なのはイネスさんだって同じですよね。
なのに、私独り取り乱しちゃって・・・。

「火星地表の粒子反応、データ解析始めます」
「お願いね」
「オモイカネ」
《もうやってます》
アキトさん・・・必ず見つけ出しますから。










・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・あー、びっくりした。

まじでこんなに驚いたのって、久しぶりだよ。

突然、箱が開くんだもんな。
何なんだよ、これ。
って言うか、あの子は一体、何者なんだ?!





・・・いや。
俺はあの子を知っている?
何だ?この感じ。
知らない・・・知っている・・・。
だめだ。
よくわかんないや。

また、既視感、かな?










「・・・あなたらしくないわね。・・・ま、それだけアキトが好きって・・・あら?」
「アキトさん?!」
ボース粒子が煌いたかと思うと、すぐにアキトさんの形をとる。
あれ、でも・・・?

「ただいま。ルリちゃん、姉さん」
「アキト、あなたね・・・もうちょっと時間ずらしてジャンプできないの?取り乱しちゃって大変だったのよ」
イネスさん、そう言いながら私を見ます。
アキトさんも、その言葉で私に向き直って、
「そうか・・・ごめん、ルリちゃん。心配かけちゃったね」
「いえ、アキトさんが戻って来てくれればそれは・・・・・・それより」
もちろん嬉しいんですけど・・・。
「その子は、誰ですか?」
イネスさんは目線を完全にアキトさんに合わせていたので、気付かなかったみたいですけど。
アキトさんの横には、7、8歳くらいの少女がいます。
桃色の髪をした、可愛らしい少女。
怯えたような目つきをしていますが、その目は、アキトさんや私と同じ、金。
透けるように白い肌に、金の瞳が浮かび上がっているよう。
小さな白い手で、アキトさんの制服をつかんでいます。
アキトさん・・・人に心配かけさせておいて、一体どこで何してたんです?
「あ、あの、ルリちゃん、別に何でもないんだよ」
何言ってるんですか。
そんなこと聞いてません。
「アキト。錯乱してないで、事情を『説明』しなさい」
イネスさんも気がついて、静かに怒りのオーラを発散させてます。
「ちょ、ちょっと。ほら、この子も怯えてるじゃないか・・・ふ、2人とも、お、落ち着こうよ、ね」
落ち着くのはあなたです。アキトさん。
はっ。
ま、まさか、融解・・・いえ、誘拐してきたんじゃないでしょうね。
「そんなわけないだろっ?!」
だったら、さっさと、
「『説明』して!」
イネスさんと私の声が重なりました。





「・・・なるほどね。まあ、アキトにしては賢明な判断ね」
しんとした和室に、イネスさんの声が流れる。
アキトさんがジャンプアウトしたのは、遺跡。
そこで大きな箱を見つけたアキトさんは、触れようとして手を伸ばし、その瞬間、箱は展開を始める。
驚いて飛びのくアキトさんの眼前で、箱は花びらがほころぶように展開を続け、巨大な平面を作り上げる。
そして、その中心にいたもの。
それが、この少女だった。

「それで?この子の名前は?」
警戒しているのか、表情を変えないまま全く口を開かない少女ではなく、アキトさんに問うイネスさん。
「それが・・・『遺跡を封ずる者』としか・・・」
言い辛そうに少女に横目を向ける。
アキトさんは、あまり雄弁ではない少女とのコミュニケーションを諦め、かといって大騒ぎになっても何も話さないだろうと判断した結果、医務室に直接ジャンプしてきたんです。
遺跡と融合するように、中心に存在していた少女に、防寒用に持ってきていたコートを羽織らせて。
ミルトニアでジャンプする分には、ディストーションフィールドもあるし、C.C.でジャンプフィールドも生成できる。
だから、少女がジャンプ体質であるかどうかはあまり関係しない。
「いつから、どうしてそこにいたのかも、わからないんだ」
アキトさんが、持ち難そうに湯呑みを手にして、口へ運ぶ。
あ、持ち難いのは、少女がずっとアキトさんの腕に絡み付いているからです。
こんな時に、とは思うんですけど、そこは本当は私の指定席なんですけどね。
しかも、私だって腕を組むのに結構勇気がいるのに。
ちょっとずるいな、とも思いましたが、私の方が年上ですから。
今はじっと我慢、です。

それに、さっきから無表情なこの子の瞳が、私やアキトさんと同じだからでしょうか。
他人のような気がしません。
ぼおっとしているわけでもなく、けれど、冷たい表情のまま座っている少女は、恐らく2年前の私と同じね。
きっと今も、必要な情報だけを必要な分だけ取り込み、ただ単に状況を自分とは無関係なものとして捉えている。
瞳の奥に感情は見えません。
だから、昔の私よりも他人との不必要な接触を好まないのか、より表現するのが苦手なのか。
きっと、だからアキトさんも直接ここへ連れて来たのでしょう。
「ええと・・・『遺跡を封ずる者』さん?・・・呼び辛いですね」
「うん。それに、そんなの名前って言わないよね。そうだなあ・・・」
アキトさんは彼女を見つめて黙り込み、
「俺でよかったら、名前を付けさせてくれるかい?」
少女に向かって微笑みながら言います。
普段なら、解明できないことを後回しにするのを嫌がるイネスさんも、穏やかにその様子を見つめるだけ。
火星から戻って、私が人形を抜け出すまでもそうでしたが、基本的には優しいんですよね。
「・・・?」
「アキト、イネス、ルリ・・・そういうの」
少女は不思議そうにアキトさんを眺め返していましたが、こくんと小さく頷き、初めて口を開きます。
「アキトといっしょのなら・・・」
押し殺したような、それでいて響きには可愛らしさを含む声。
ですが、今はそれどころではありません。
「同じのじゃ意味ないのよ?あなただけの、あなたを表す言葉なんだから」
優しく、それは諭すような口調さえ消して、イネスさん。
「そうですね。『テンカワ・アキト』が2人もいたら、困るでしょう」

・・・?
嫌な予感がします。
第一、どうしてこの子は、アキトさんにだけ懐いているんでしょうか。

アキトさんは黙って私と少女を交互に見つめて、
「・・・『ラピス・ラズリ』、これで、どう?」
ラピス・ラズリ、瑠璃の洋名、ですね。
ちょっと嬉しいです。私の名前を使ってくれるのが。
アキトさんが呼んでくれる、私の『ルリ』。
別に何とも思ってなかった言葉だけど、ナデシコでそう呼ばれる生活を過ごしてから少し感じが変わったような気がします。
この子も、そう思うようになれればいいんですけど。
「アキトは『テンカワ・アキト』?」
「え?そうだけど・・・」
「『アキト・ラズリ』ならいい・・・」
「それは・・・ちょっと」
「?」
「『テンカワ・ラピス』なんてのはどう?」
「それでもいい」
ちょ、ちょっと・・・。
「あら、どうかした?」
イネスさん・・・私の視線の意味、気付いてて言ってますね。
・・・嫌な予感的中、ですか。
「そ、それは・・・あらぬ誤解を招きそうだし・・・」
アキトさんもさすがに躊躇っています。
「まあ、戸籍を作るとしても地球に戻ってからのことだし。今は取り敢えず『ラピス・ラズリ』でいいんじゃない?」
「どうだい?『ラピス』」
少女、いえ、ラピスはちょっと黙って、すぐにこころなし嬉しそうな表情にも見える。
「私、ラピス?」
「うん。そうだよ、ラピス」
「・・・・・・うん」
アキトさん、嬉しそうです。
妹、ではなく、子供ができたような気持ちなんでしょう。
子供?私とアキトさんにも生まれたら、こんな感じに・・・・。
い、いえ、ヘンなこと考えるのはやめておきましょう。

「・・・ルリ」
えっ?!
「は、はい。何ですか、ラピス」
突然のことに驚いてしまいました。
まさか私に声をかけるとは思っていなかったから・・・。
けれど、ラピスは私に答えるでもなく、次の言葉を口にします。
「イネス」
「ん?」
イネスさんは慌てませんね。
年の功、ですか。
ラピスはイネスさんにも答えず、私とイネスさんの間で視線を泳がせてる。
「ルリ・・・イネス・・・」
そうしてアキトさんを仰ぐと、
「アキトの大事な、ひと」
「・・・うん。それから、ラピス。ラピスも大事な人だよ」
「・・・ラピスも大事」
アキトさん、嬉しそう。
アキトさんの優しさはほんと、底が知れませんね。
「姉さん・・・」
「アキトのことだし、わかってるわよ」
「ルリちゃんは、それでいいかい?」
もちろんです。
私は返事の代わりにちょっとぎこちないけど、微笑んであげました。
「2人とも、ありがとう。ラピス、ラピスは今日から家族だよ」
ラピスには、どうしてアキトさんがお礼を言ってるのが、それとも言葉の意味そのものがわからないのか、不思議そうにアキトさんを見つめるだけ。
謎だらけのラピスですが、でも、家族になることに何の違和感もないのはアキトさんだから、かな。



「オモイカネ、いいかしら」
《何でしょう、ドクター》
「ここからの会話は秘匿にしてもらえる?まだ誰にも聞かれたくないの」
《了解しました。モニタシステム、全てシャットアウトします。アクセス全て遮断。回復指示は専用端末よりお願いします》
「ありがとう」
イネスさんはあくまでも慎重に、オモイカネへの指示を出します。
本来、そんな命令は艦長か私でなければ受け付けないはずなんですが、やっぱり改装中に何かしましたね。
「さて、まずは私の見解から言わせてもらおうかしら」
アキトさんの膝で、眠ってしまったラピスを起こさないよう、控え目に話し出す。
「ラピスは遺跡とリンクしていたと推測されるわ」
「リンク?」
「ええ、そう。アキトが見た箱は恐らく、遺跡のボソンジャンプ演算ユニット」

予想はしてました。
イネスさんから、遺跡とのリンクの話を聞いてなければわからなかったでしょうけど、イネスさんが考えていたことと同じような状況ですから。
「ラピスはアキトの感情や意識を、かなりの部分で共有してるみたいね。これはアキトとリンクしていたのではなく、遺跡とリンクしていたラピスが、ジャンプや仮想空間でのアキトの意識を読んでいたと考えた方が妥当だと思われるわ。火星の生存者たちの意識を感じていないことから、アキトのナノマシンがそういった働きを持っていることも容易に予測されること」
「アキトさんだけが特別なジャンパーであることも、ですね」
「そうね。ボソンジャンプはイメージを伝達するジャンプ。けれど、人間の脳波の出力なんてたかが知れてるわ。そんな微弱な意識をどうやって遺跡は読み取っているのか、それはわからないけど、逆にアキトのナノマシンがそれを増幅しているとは考えられるわね」
アキトさんは不思議そうです。
「そんな簡単なことかな。だったら姉さんならもっと早く気付いたはずだろう」
「ふふ。私の能力を認めてくれるのは嬉しいけどね。前頭葉から出るESP波を始め、脳を完全に把握することは難しいのよ。ラピスの目がアキトやルリちゃんと同じことを考えると、恐らくラピスにも同じナノマシンが入ってるわね。だから相互共振するものと考えることもできるわ」

イネスさんが考えていたリンクは、ジャンプを制限するもの。
すると・・・。
「ラピスはジャンプを止めるために、何者かによって遺跡とリンクさせられていた、ということですか」
イネスさんは、少し沈鬱そうな表情になります。
「正解ね。そしてそれを行ったのは、恐らく・・・」
「古代火星人・・・?」
私の回答には、ただ黙って頷きます。
「人間のイメージを受け取るだけなら、機械でも可能なんでしょうけど、大量に流れ込んでくる意識を遮断するのは、同じ人間の、パーソナルスペースを作り上げるような内へ向けて閉ざされた意思が確実。自分たち以外の者がジャンプを多用することを危惧した古代火星人が、ラピスをそれに使った、そう推測される」
「アキトさんのナノマシンはそれを上回る伝達能力を持っていた、ということですか」
「そうね。あなたのもそうだけど。ゲキガンタイプやチューリップを使った強引なジャンプ。これらによって活性化された演算ユニットがラピスを混乱させ、それ以前に流れていたアキトの意識への依存心を高めさせた。アキトのは自然な形でユニットへイメージを送るものだったから」
それに、アキトさんの意識はラピスを刺激するようなものではなかったでしょう。
穏やかなアキトさんの意識と、戦闘を目的とした木連の意識。
この差異がアキトさんへの依存を加速させた。
そこへ、ナデシコへ戻るためのジャンプ。
無意識の内に、ラピスが自分の所へアキトさんを引き寄せたのでしょう。
その後、私がジャンプできなかったのは、ラピスが離れたことによって、遺跡が情報の再構成をしていからではないか、そうイネスさんが説明を続けます。

「じゃあ、ラピスは火星人なのか?」
アキトさんは不快そうです。
無理もないです。
イネスさんの話は、簡単に言えばラピスを道具として使った、ということですから。
「いいえ。さっきも言ったでしょう。『同じ人間の意思』だ、って。それに」
言いながらイネスさんは手にした機器を操作します。
200年前のTVを模したスクリーンに表示される、遺伝子情報。
「ラピスから採取した髪の毛を走査した結果よ」
「いつの間に・・・」
アキトさんが絶句しています。
同時に、少し嬉しそう。
「普通のスキャン方法じゃあ、可哀想じゃない」
あれ、結構痛いですもんね。
「で、結果なんだけど、古代火星人が地球人類と同じでなければ、ラピスは地球人よ」
表示が切り替わって、99.99999999%という数字が出る。
確かに、私やアキトさんと同じ数値です。
ジャンプ用に書き換えられた他は、他の人間と全く同じ。
「生命・筋力維持は行われていたようよ。・・・まったく、凄い技術よね」
「もしそれが解明されたら・・・」
「それは無理。少なくとも現在の科学力ではね」
「アスカの総力をバックにした姉さんが無理なら、そうだろうな」
アキトさんの言葉に、イネスさんが不安な内容を返す。
「でも、遺跡本体を研究されたらわからないわよ」
「そうですね・・・。なら、本体を何とかしなければならない、ってことですね」
軽く頷くと、真剣な表情を見せる。
「ラピスという抑止力を失った遺跡は、ボソンジャンプを安易に受け入れるでしょう。もちろん、それができる人間は限られるけど。ただ、これで当初の目的である、ジャンプを特別なものにしないということは達成できるわ。後の問題は・・・」
「本体を研究させないってことだね、姉さん」
「そうよ」

ラピスのリンクを逆用すれば、危険です。
本体にだったら、そういった情報も入ってるでしょうから、確かにそれは大問題です。
「人の手の届かないところへ・・・」
アキトさんの呟きは、3人の意思でした。










機動戦艦ナデシコ
another side

Monochrome





51 To Seal Ruin

そして、1つの物語は終幕を迎える。













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《あとがき》

Last4。
だらだらと続いたこのお話も、あと4話です。
Monochrome54、そしてエピローグ。
ここまできて、ようやくあのお方がご降臨。
これでPCクラッシュから逃れるか。

b83yrの感想
あのお方・・・不味い、私もここの所出番を(汗)
連載の内の1本は、アキト×(ユリカ、ルリ、ラピス)なんでご勘弁をっ(汗)
ああっ、不味い、よく考えたらあの話しばらく更新してない(汗)
 


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