『そんな・・・どうしてだよっ!お前ら!和・・・』
ヤマダの、最後の通信が入り、



コックピット内の映像が乱れて。



『ヤマダあっ!』



『ヤマダ君!』



そして。

スクリーンが光り、
「ヤマダ機、消滅しました」


「あ、アサルトピットは・・・」
「脱出装置、作動確認してません」



『何で・・・何で助けに行った味方に・・・!』
ようやく無人兵器を殲滅したミルトニアが動く。
「アキトさんっ!だ・・」
「駄目ですっ!引いて!」
叫ぶルリの言葉を、ユリカが更に大きな声で遮る。
「イネスさん、メグミさんをお願いします」
ルリがその言葉で右を見ると、メグミが気を失ってコンソールに突っ伏している姿を目に入る。
「ジュン君、通信フォローをお願い!」
「了解、エステバリス隊、後退してくれ!リョーコさん、テンカワ君を・・・」
『わ〜ってるよ、テンカワ!引け!』
『ちくしょおおっ!!』
ミルトニアが赤いエステバリスに組み付かれて、押し戻される。
アキトの叫びと、医療班に運ばれるメグミ。
眉をしかめてハッキングに集中しようとする。

「彼らの目標はヤマダ機のみだったようですね」
「え?」
じりじりとナデシコへ近寄って共同戦線を張ろうとしている。
ナデシコのエステも射程に入っているはずだが、あれ以降ナデシコへの攻撃はない。
「・・・どういうことなの?」
ミナトがコンソールとウィンドウから眼を離さずに聞く。
「詮索は後で。とりあえず脱出することが最優先です」
上からユリカの声が落ちてきて。
「テンカワさん、彼らにナデシコへの敵意はありません。今は納得して!」
ユリカの叫びと同時に、激しい振動がナデシコを襲う。
「きゃああああっ」
『ちいっ!おら、テンカワ!ナデシコを見捨てるのかよ!』
『くそっくそっ・・・・くっそおおおおっ!』

猛るミルトニアが、もの凄い勢いで無人兵器、戦艦、ゲキガンタイプを落としていく。
「・・・・・・あれが本来の性能、ですか・・・」
いつの間にか戻ってきたプロスが、ユリカの傍らで眼鏡を光らせる。
「・・・大丈夫、テンカワさんもわかっています」
怒りに任せて闇雲に破壊して周っているわけではない。
理由はわからないが、今はナデシコとカキツバタ・連合軍を守る。
ここで我を忘れれば待っているのは死。
それは自分のみならず。

それでもいつもの戦闘はできなかった。
ミルトニアは華奢な機体を信じられない加速で捻らせ、敵の攻撃を悉くかわしながらイミディエットブレードを突き刺す。
爆発を撒き散らしながら、ナデシコの前後左右、どこにでも現れては新たな爆発を引き起こす。
ナデシコは、もはやミルトニア1機で守られてるみたいなもの。
至る所でボソンが煌き、閃光と爆発が渦巻く。
既にラピッドライフルを捨て、ブレードとアンカークローでナデシコの周囲を空白にしていく。

けれど、圧倒的な戦力差はどうしようもなく。





「カキツバタが・・・沈んだ・・・」

ジュンの声。
「そんな・・・」
ミナトも、信じられないという表情で、スクリーンを見つめる。
「みんな、しっかりして!ルリちゃん、カキツバタの艦橋は?」
「脱出・・・いえ、既に・・・」
「ジュン君、連合軍の残存部隊を確認して!」
「・・・リアトリス級全滅、駆逐艦3隻のみだよ・・・・・あ、エステバリス隊がっ!」
「え?!」
辛うじて生き残ったエステ2機が、何かを護送して戦闘宙域からの離脱を図っている姿が、スクリーンに大きく映し出される。
「シャトルだ!カキツバタのシャトルが健在!」
「テンカワさん!」
『わかってる!もう、誰も死なせない!』
今日だけでもう何十回目かのジャンプで、シャトルの前にジャンプアウト。
「エステバリス隊はテンカワ機とシャトルを援護。ルリちゃん、敵艦の動きはどう?」
「無人兵器は90%を殲滅、ゲキガンタイプが5機出撃していますが、ボース粒子の検出はありません」

「ナデシコへは向かって来ないみたいだね」
「うん。エステバリス隊の回収、急いで。医療班は格納庫で待機、イネスさん」
『向かってるわ』
「ミナトさん、エステとミルトニアを回収次第、緊急離脱お願いします」
淡いピンクの機体がシャトル、カキツバタのエステとともにハッチに入り、
「テンカワ機、着艦」

ルリの報告で、ナデシコは全速で離脱を開始した。










「課長、ナデシコからの報告書です。お読みになられますか」
アスカ・コーポレーション日本本社。
会長室内務課、つまり諜報部でヒラヤマは報告書を受け取った。

数少ない生存者の証言に基づいて作成されたものだ。
冒頭部分を読み飛ばし、タイムラインのみに目を通す。



1615 木連優人部隊総司令官、草壁春樹中将とカキツバタの会見地点に到着。
   木連より和平条件の提示があるも、一方的要求のみであったため、地球側、拒否。
1703 木連、カキツバタ艦長・連合軍少佐等和平交渉立会人を拘束。
1708 木連艦隊、一切の通達・勧告なしにカキツバタ・連合軍を攻撃。
1715 ナデシコ、援護のため参戦。
1730 カキツバタ・連合軍、ナデシコのヤマダ・ジロウを白鳥少佐の裏切りであると誤認し、攻撃。
1733 木連、白鳥九十九少佐の決死戦により、援護のエステバリスと共にシャトルで脱出。
1735 ヤマダ・ジロウ、戦死。
1741 シャトル、撃沈。
1748 カキツバタ、相転移エンジン損傷により、撃沈。
   マキビ・ハリのみ、シャトルにて脱出。
1755 ナデシコ、シャトル回収、戦域離脱。
1820 援護の連合軍第2艦隊第18大隊と合流。



「戦死者が出たか・・・」
ヒラヤマは報告書を置くと、呟いた。
「それと、どうやらテンカワの奴が、ボソンジャンプを連発したそうで」
苦笑しながら追加する。
「仕方ない奴だな。ドクターに絞られてるだろう」
ヒラヤマも苦笑で返すと、ふと真顔になる。
「今はどこにいる?」
「現在、ガッサンディの我が社のドッグで修理中です。72時間後には終了いたします」
「そうか」
書類の積み重なったデスクに背を向けると、しばらく考え込む。
ナデシコの今後について、だ。
プロスペクターからの報告で、損害が甚大であることはわかっている。
月面やボソン砲実験艦との遭遇戦、今回の作戦行動など、ナデシコはアスカに所属してからかなり大規模な戦闘に参加し続けている。
その度に受ける被害額も大きいが、ここまで人的被害だけは抑えてきた。
ミスマル・ユリカを始め、ネルガルは確かに優秀なクルーを集めたようだ。

だが今回、ネルガル時代を通じ初めての戦死者を出したことで、慰謝料などはともかくとして、クルーの精神状態が心配だ。
「ナデシコはどうなさるつもりですか」
彼も同じことを考えていたのだろう。
「それは私が決めることではない。会長にお任せしよう」
「次は11月に火星奪還作戦がありますが・・・そこに投入されるんでしょうか」
「まあ、間違いないだろう。ナデシコを運用しているのはデータ収集だけではない。できる限り連合軍の作戦に参加して、極冠遺跡研究の主導権を握りたい、ということもあるからな」
「結局はオーバーテクノロジーによる利権獲得、ですか。技術というものは恐ろしいですね」
ヒラヤマは苦笑する。
「そう言うな。情報と技術、これが社会を動かす。我々も諜報を主任務としているんだから、そう変わるものでもなかろう」
「それはそうですが・・・遺跡1つのために3年も戦争をやるとは・・・人間の業は深いですね」
「そうだな」

2195年に火星へ当時、木星蜥蜴と呼称されていた木連の無人兵器が侵攻して、火星は壊滅的な被害を受けた。
それから半年、ボソンジャンプで地球へ現れたアキトをスカウト、諜報部員として訓練し、ナデシコに乗せた。
イネスとの約束を守っただけだったが、火星で生存者を見つけ出し、何時の間にかナデシコクルーから信頼されて、スキャパレリ・プロジェクトを中断させるまでの成果を挙げた。
それだけでもアスカにとってはアキトを潜り込ませた意義はあったが、更にネルガルを凋落させナデシコをアスカに買い取らせる、という事態にまで進展させたのだ。

おかげで、出遅れていた軍事産業部門にもシェアを拡大し、クリムゾンは完全に置き去った。
未だライバルとして、ネルガルや同じ伝統企業のマーベリックと鎬を削っているが、地球圏最高の頭脳であるイネス・フレサンジュ、マシンチャイルドの最高傑作ホシノ・ルリ、そして何と言っても、ジャンプフィールド不要でボソンジャンプが可能な唯一のジャンパー、テンカワ・アキトを抑えているのだ。
元々、独壇場であった電子戦略関連技術に、これらの研究成果と遺跡研究の主導権が手に入れば、アスカ・インダストリーとしてはナデシコ運用に関する費用と量っても、十分過ぎるほどのお釣が来るだろう。
アスカの重役連は満足顔だが、ヒラヤマには心配がある。
(果たして、ボソンジャンプ研究が進んだとしてもテンカワの安全は保障されるのだろうか・・・)
イネスは守り切ると断言したが、彼女自身、それほど研究成果が表れていないことに苛ついているフシもある。
(無理もないな。あらゆる物理法則を超えてしまっているんだからな・・・だが)
ヒラヤマの思案は更に深まる。
(だからこそ、そんな技術を人間が手にして良いものか・・・)
隘路にはまるのを嫌がるように軽く頭を振ると、口を開いた。

「カキツバタのクルーはどうなっている」
「はい。ミスター・プロスペクターが連合軍と交渉しているようですが・・・良いのですか?」
「何か?」
「いえ、折角のサンプルを・・・」
「その言い方はよせ」
静かに、だが威厳を含んだ口調で遮る。
「我々は諜報部だ。情報を相手にするべきであって、人間をモルモットとして扱う部署ではない」
「はっ・・・申し訳ありません」
ヒラヤマの怒気に、慌てて頭を下げる。
「まあ、元々ネルガルの社員だ。無理してアスカで引き取って無用の争いを起こすよりは、連合軍に任せた方がいいってことだ。ミスターには心当りがあるようだしな」
そう言うと、机のカップに手を伸ばす。
冷めたコーヒーを一口含むと、心中で悪態をつく。
(不味い、な・・・彼らも味わっていることだろう・・・)





「アキトさん・・・」
「放っておきなさい。あの子が自分で解決すべき問題よ」
「でも・・・」
「アキトなら、すぐに整理つけられるわよ」
「そうでしょうか」
「そうよ。ほら、あなたにはナノマシンの研究を手伝って欲しいんだから。行くわよ」



「え・・・メグちゃん、本気なの?」
「はい・・・もう、人が死ぬの、見たくないから」
「・・・・・・・・・」
「すみません。ミナトさん」
「ううん、謝ることじゃないよ。でも、一度ドクターに相談してみたら?カウンセラーの資格も持ってるし」
「・・・・・・・・・」
「無理に、とは言わないけど。でも、できたら皆一緒に最後まで戦い抜きたいって思ってるよ?」
「・・・・・・はい」



「メグミさん?」
格納庫の2階からミルトニアの整備を眺めていたアキトは、近づいて来る人影を認めた。
「アキトさん・・・整備、手伝わなくていいんですか?」
アキトは力なく微笑む。
「うん。手伝ってたんだけど、ミスばっかりでね。セイヤさんに追い出されたんだ」
メグミも寂しそうに微笑むと、黙ってアキトに並んで下を見下ろす。
ウリバタケが拡声器で指示を出しながら、整備班を動かしている。
いつもと変わらない、いや、いつも以上に活気のある光景が広がっていた。

2人とも、黙ってその様子を見つめている。
けれど、頭の中には、様々な思い出が巡っている。
メグミにとっては3年間の。
アキトにとっては2年間の。
ナデシコでの生活、戦闘、日常。
そして、ヤマダの戦死。
口には出さずとも、同じことを考えているのはわかる。

けれど、思いは同じではない。

しばらく、整備の音と、整備班の喧騒に耳を傾けていた。

最初に言葉を発したのは、メグミだった。
「私、ナデシコを降りようと思ってるんです」
「そう・・・」
驚きも見せず、アキトはぼんやりと返事をする。
メグミも、それを気にするでもなく、言葉を繋ぐ。
「みんな、変わらないんですね」
その言葉で、アキトがゆっくりと顔を向けた。
「誰が死んでも、誰かがいなくなって、2度と会えなくなったって言うのに、ナデシコはまた次の犠牲者を出そうとしてる・・・」
次第にアキトの目に光が戻ってくる。
格納庫を見続けているメグミは、それに気づかない。
「結局、戦艦だったんだ、って思って・・・そしたら私、何で乗ってるんだろうって」

「それは違うよ、メグミさん」
大きくはないが、しっかりとした声で、アキトが言う。
メグミはアキトを見つめる。
慰めてもらおうと思ったわけではない。
引き止めてもらおうと思ったわけでもない。
ただ、アキトなら、わかってくれると思っていた。
『仲間』を一番に考える、アキトだったら。

「何が、ですか?」
「犠牲者を出すために戦ってるわけじゃない。クルーが死んで悲しんでないわけでもない」
自分自身に答えを見出すように、言葉を区切る。
「ただ、今自分にできることをやっておこうって思ってるだけだよ。犠牲を出さないために。何より、自分が犠牲にならないために、自分たちが生きて帰るために」

言葉を考えながら、ゆっくりとだが、さっきとはまるで違う、意思を持った言い方で話すアキト。
「何て言えばいいのかな・・・ヤマダの死は、現実を思い知らせたんじゃないかな。これは戦争だ、って。
わかってはいたことなんだけど、俺たちパイロットもさ、IFS端末に触れないとそれが現実として感じられないこともあって。単に麻痺してただけかも知れないけど、ちょっとしたミスで人が死ぬんだ、そう思ってても自分が死ぬことって実感湧くわけがないんだよね」
再び格納庫に目を落とす。
ミルトニアの整備に区切りがついたようだ。
専用のキャリーに搬入されていく。
「ミルトニアのディストーションフィールドが攻撃を弾き返す度にさ、そういう感覚がなくなって。逆にゲキガンタイプを落とす度に、人を殺してるって感覚も無くなってく。現実はそうじゃないのに」
「だから、俺たちも必死で整備するのさ」
突然、背後からかけられた声に、驚いて振り向く2人。

「俺たちだって、人殺しの機械愛してン十年だ。それだけやってりゃ、たまに現実との区別がつかなくなる時だってある。でもな」
スパナを片手に、歩み寄る。
「そういう機械にはまり込んじまった以上、もう逃げらんねえんだよ。しかもそれが現実の戦闘で使われるとあっちゃあな。趣味でやってるならいい。だが、俺たちのミスはパイロットの、ナデシコクルー全員の死を意味するんだ。その意識がなきゃ、整備士なんてやってられねーよ」
「セイヤさん・・・」
「テンカワの言った通りだ。あいつの死で、俺たちはそれを再確認した。その上で、ナデシコに残って戦う道をもう一度選び直したんだよ。
誰かが戦わなきゃならない、当然のことながらそれは誰かを殺すための機械だ。だが、同時にそれは乗っている誰かを守るための機械でもある。その機体を誰かが整備しなきゃならない。俺たちはそれができる場所にいる。じゃあ、どうするんだ、ってな」
メグミはただ、ウリバタケの言葉を聞いている。
人殺しを自覚しながら、そのための機械を整備している。
そうウリバタケは告白しているのだ。

「自分が逃げたって、誰かがそれをやらなきゃならねえ。今は人殺しの機械に触れずにいられる、誰かかも知れない。なら、俺だけが逃げていいのか、自分が悲しいから、自分が辛いから、それを誰かに擦りつけて逃げていいのか・・・・・・だから俺たちはここにいるのさ」
「私は・・・」
内容とは裏腹に、穏やかな表情で話し掛けるウリバタケ。
「メグミちゃんは、その覚悟があるかい?」
俯くメグミ。
「俺は戦争を肯定してるわけじゃねえし、否定もしねえ。だけどな、メグミちゃん。泣いてるだけじゃ、何も変わらないんじゃないか?」
「ウリバタケさん・・・私は・・・」
「降りることを責めてるわけじゃねえよ。よく考えるんだ、メグミちゃん。大事なことだからな」

「セイヤさん、すいませんっした」
「何だ、テンカワ、突然」
素っ頓狂に大きな声を出すアキトに、面食らったように問い返すウリバタケ。
アキトに、暗さはなかった。
「いえ、整備、手伝います」
アキトの眼を見るウリバタケ。
「おし、今度ミスりやがったら、ただじゃおかねえぞ!」
「はい!」
笑って言うウリバタケに、アキトも笑顔で答える。
残されたメグミは、いつまでも整備風景を眺めていた。





「では、宜しくお願いいたしますよ、ヤハタさん」
「了解した。彼は第2艦隊が責任を持って保護しよう」
ヤハタの言葉を聞いたプロスは、隣のハーリーに視線を移す。
「この方は信頼できます。決してあなたの悪いようにはなりませんから、安心してください」
それでも、少年の明るい栗色の瞳は、不安を翳らせる。
安心させるかのように、ヤハタが笑って話し掛ける。
「大丈夫だ。君はもう戦闘に出る必要はない。しばらくは私と暮らそう」
「でも、僕は家に・・・」
その言葉に、ヤハタは少し表情を曇らせる。
「気持ちはわかるが、君にはまだネルガルとの契約期間が残っている。その件は軍の方で違約金等を払わなくて済むように計らうから、今はネルガルの眼の届かないところにいた方がいい」
ハーリーは、それでも不安を拭えず、プロスを見上げる。
プロスは微笑みかけて、
「ヤハタ中佐の仰る通りです。大丈夫、必ず家族の許へ帰れますよ」
その笑顔でようやく決心したのか、ヤハタに向き直ったハーリーははっきりと返事をする。
「わかりました。宜しくお願いします」










機動戦艦ナデシコ
another side

Monochrome





46 "Good-bye" which does not cry.

火星全土の解放作戦は準備が進められていた。
3年間に及ぶ戦争に、終止符が打たれる日は近い。








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《あとがき》

まあ、メグミですしね。
熱しやすく冷めやすい、ましてはっきり恋人だったわけじゃない。
結局ナデシコに戻ってきておきながら、「家で二人でゲキガンガー見ててもいいじゃないですか!」ですからねえ・・・やれやれ。

さて、結局ヤマダ君、死んでしまいました。
主要人物を必要以上に殺すの、好きじゃないです。
ただ、『あの』ヤマダが大人しく戦闘宙域に飛び込んでいくわけないし。
それに本編では死んでるんだし。
出来る限り本編のナデシコを壊したくなかったので、こうしちゃいました。
(アスカが出て来ること自体、本編ぶち壊しって言われりゃおしまいですけど・苦笑)

b83yrの感想
ヤマダジロウ、死んでしまったんですね
現実なら、ヤマダって『腕が良くても性格のせいで真っ先に死ぬ』タイプなのは確かなんですが
そういうタイプの方が、『物語』としては面白いのが困る所で
 
それと、メグミですか
メグミファンには酷な評価かもしれないけど
TV本編のナデシコで、アキトと別れた時、『アキトさんらしいアキトさんが好きだった』って言ってたけど、あの回のアキトって、一番アキトらしいアキトに思えるんですよ、私には
なにせ、アキトは故郷の火星を全滅させられていて、自分だって殺されかけてる
あそこであっさりと木連を赦せる方がよっぽど『アキトらしくない』というより『人間らしくない』気すらする
だから、もし、アキトとメグミが付き合ったとしても、お互いのすれ違いがどんどん大きくなって結局は別れたちゃったんじゃないかって気が
あの時のアキトが、アキトらしく見えないようじゃ、メグミってアキトの何を見てたんだろう?
 


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