まあ、なんと言うんでしょうか。
これで、『テンカワ・ルリ』になるのかな、なんて考えてたんですけど。
アキトさん、引きつってましたね。
もちろん、夫婦別姓も認められているので、
『いいですよ、アキトさん。ホシノのままでも』
『い、いや、そういうことじゃなくって・・・。そこまで考えるのは早いんじゃないかと』
ということみたいです。
でも、計画性ないと、将来困っちゃいますよって言ったんですけど。

『その前段階のこと考えてないだろ、ルリちゃん』
前?
前段階って・・・。

あ・・・。

そ、そうですね。
ちょっと気が早かったかも知れません。
浮かれちゃってるのかな、私。



「ルリルリ」
「何ですか、ミナトさん」
「アキト君、大丈夫なの?」
どうしてミナトさんがそんなことを聞くのか。と言うと。
今、アキトさんは格納庫にいます。
そこはもちろん、整備班の職域なわけで、整備班と言えば私の許可もなく『ルリ連』とか言うの作っちゃってる部署です。
あれからすっかりロリコンの汚名を着せられて、からかわれたりどつかれたり。
失礼しちゃいます。アキトさんがロリコンだなんて。
そりゃ、私は少女だけど。
アキトさんが好きになったのは、13歳の少女じゃなくって、私、ホシノ・ルリなんだって言ってくれましたし。
だから、断じてアキトさんはそんな人なんかじゃありません。
整備班の人たちの方が、よっぽど怪しい。
ウリバタケさんなんか、変な人形作って売り捌いてるし、それが売れるのも大半が整備班だし。
この間なんか、オモイカネとメモリの整理してたら、個人フォルダから出るわ出るわ。
大量のデータ、それも私の。
もちろん、全部消去しましたけど。

ま、とにかくアキトさんは正常なんです。
だって、部屋にえっちな本隠してたし・・・・・・。
・・・・それはそれで、なんかむかつくけど。
捨てようと思って、袋に入れて抱えたまま通路を歩いてたらミナトさんに見つかっちゃって。
凄い顔してましたね、あの時のミナトさん。
しかも誤解してるし。
初め真っ青な顔して、次は真っ赤に。
『ルリルリっ!何てモノ持ち歩いてるのっ?!』
って、私がそんなもの持ってるわけないのに。
錯乱した時の人間の思考能力低下について、興味深かったけど。
アキトさんのだってわかったら、急にものわかりがいいお姉さんみたいになって、
『捨てちゃ可愛そうよ、アキト君が』
『どうしてですか?私、嫌です』
『あのね、ルリルリ。アキト君も男なのよ。わかる?』
『そりゃそうです。私、女の子と睦み合う趣味なんてありませんから』
『あ〜、そうじゃなくってえ・・・その、ルリルリはまだ少女よね?だから、アキト君、辛い思いしながら耐えてるわけ。それはルリルリの為に、なんだから、本くらいは大目に見てあげないと・・・』
・・・それは確かに、そうですね。
私としては、アキトさんのこと好きだし、いざと言う時の心構えはできてるつもりなんだけど。
でも、やっぱりまだ体格的に無理ですから。
そういうことなら仕方ないです。
取り敢えず、アキトさんが正常な男性なんだってわかっただけでも良しとしておきましょう。

で、まあ本は元に戻してあげたんですけど、やっぱり男のひとって、そういうの無きゃだめなのかしら?
私としては、一緒にいて、手を繋いでるだけで満足なんだけど。
可愛そう?なんですけど、アキトさんにはもうちょっと待ってもらわないといけませんね。
ただ、アキトさんもそういうことを望んでこないから、相変わらず手を繋ぐとこまでしか行ってません。
それはそれで、どうなの?、って感じだけど、私の身体にとってはいいことなんだって、今のところは納得してます。


話が逸れました。
ミナトさんが心配してるのは、整備班の自称(だって、私が認めてないんですから)『ルリ連』の、手荒い歓迎を受けるのではないかってこと。
「それなら大丈夫です、手は打ってありますので」
「え?何かしたの?」
もちろんです。
アキトさんをいじめる人は、私が許しません。
ちゃんとこの間、艦内の男性クルー全員にメールを送っておきましたから。
「メールって・・・それだけ?」
「はい。それだけです」
「それだけで、アキト君は大丈夫になるわけ?」
「はい」
「整備班のルリルリ熱は、凄いよ?」
「だから大丈夫なんです」
「・・・?」
どうせ、許さないって言ったってああいうのはその場になったら止まらないんだから、ミナトさんの言う通り、女の武器ってやつを使いました。
ポイントは上目遣い。
泣きそうな表情はオモイカネに合成してもらって。
半開きの口元に要チェック。
音声を上乗せして、ここでも尻すぼみに小さくなる声が効果あり。
『アキトさんをいじめる人は、嫌いです・・・』
最後は俯いて、はい、終了。
 
 
 
 
 


「なるほどね・・・こりゃ破壊力あるわ・・・」
ミナトさんも苦笑いしてます。
私の顔って、破壊力あるんですか?
それはなんか・・・。
「でも、逆効果かもね」
え?
「どうしてですか?」
それは困ります。第一、ミナトさんが勧めたんじゃないですか。
「そりゃあ、ねえ・・・ルリルリったら、可愛いんだもの」
「さっきは破壊力あるって・・・」
「だから、そういう意味での破壊力、よ」
「あれ?どうしたんです?随分深刻そうですね」
出勤してきたメグミさんが、話に加わります。
カキツバタに追いつくまで、航跡追尾と監視は私とメグミさんの交替制。
3シフトじゃないのでちょっと大変なんだけど、艦長の指示なので、仕方ないです。
それに、厨房勤務のアキトさんに合わせられるよう、私を通常勤務にしてくれてますので、メグミさんには感謝、です。

メールを見せ、ミナトさんが事情をかいつまんで説明すると、
「それは・・・なるほど・・・だからかあ」
「メグちゃん?だからって?」
「さっき格納庫で整備班の人たちが怪気炎揚げてたから・・・」
「ふ〜ん・・・どうして格納庫なんかに?」
「?!」
ミナトさん、結構意地悪ですね。

「あ、ほ、ほらっ、ルリちゃん。彼氏のお迎えよ」
追い詰められたメグミさんが、渡りに船とばかりにふってきます。
まあ、聞かなくたって、誰に会いに行ってたのかなんてわかりますけどね。
さてと、それじゃあ、
「お先に失礼します。後お願いします」
「は〜い、お疲れさま」
「アキト君、ルリルリお願いね」

「はは・・・やっぱり慣れないなあ」
ブリッジを出て、アキトさんが頭を掻きながら言います。
もちろん、片方の手は私と繋がってますので、空いてる手の方で。
そんな、どうでもいいことが、今はすごく幸せに感じます。
だって、この手はもう私から離れていかないんだから。

「何がですか?」
「う〜ん、彼氏って言われるのがさ、そう言われて初めて、あ、俺ってルリちゃんと付き合ってるんだって」
「そうですか?変なんですか、私とアキトさんって」
「変、か。どうだろう。ルリちゃんと俺って。美女と野獣じゃないのかな、やっぱり」
「美女?野獣?」
「美少女と野獣、かな」
そういうことじゃないんですけどね。
「アキトさんは野獣ですか」
「男だからね、一応は」
そう言って笑う。
「そうですね。部屋にあんな本、隠し持ってるあたりが」
「な・・・?!」
絶句。
そりゃそうよね。
絶対見つからないって自信があったから、私を部屋に入れたんでしょう。

「・・・・・・見た?」
「はい。大変なんですね、男の人って」
どうしたんですか、アキトさん。
そんな泣きそうな顔しちゃって。
まあ、変なところで古風ですから、私が成長するまで絶対に手を出さないでしょうね。
イネスさんもそう言ってましたし。
『そうでなければ煽ったりしないわよ』
それ以前に、他人のこと煽ってる余裕があるんでしょうか。
そう思ったんですけど、後が怖いので口には出しませんでした。
『ま、それはそれであの子にとっては地獄でしょうけどね』
わかっていながらけしかけますか。
イネスさんも相当な『鬼』ですね。

確かに、私だって少女ですけど子供じゃありませんから、正常な成人男性の性欲や性行動についてはわかっているつもりです。
とは言え、やっぱりまだ早いと思うんです。
不潔だとか、大人になるのは嫌だとか、そんな子供っぽい理由でなく。
純粋に肉体的な問題で、まだ無理なんじゃないかってこと。
だから、もうちょっと本で我慢してくださいね、って聞いてます?アキトさん。

・・・・・・・・・。
もう。
ほんとに仕方のない人ですね。
「アキトさん」
私の呼びかけで、固まってたアキトさんがようやく動きました。
「あ、何、ルリちゃん」
「・・・・・・・・・目」
「え?あ・・・」
私だって恥ずかしいんですから。





今は、これだけ。
ちょっと恥ずかしくて、ちょっと、ううん、かなり嬉しかった、初めてのキス。










「前方、敵艦隊を発見」
「連合軍とカキツバタは?」
「交戦はしていません。木連艦隊から5Km地点で静止しています」
どうやらカキツバタと連合軍は、木連との交渉に成功したみたいです。
ディストーションフィールドを展開し、エステバリスが出撃していますが、交戦はしていません。
ナデシコのセンサー範囲でも際どい位置にいますから、具体的な状況まではわかりませんが、向こうもナデシコを捕らえることはできません。
元々レーダー他各種センサー分野に強いアスカですから。
ナデシコ以上の策敵能力がないことは、この間の『釣』作戦でも証明されました。
これがなかったら、さすがにここまでの単独航行は許されなかったでしょう。
「レーダー半径ぎりぎりです。艦長、どうします?回線開きますか?」
メグミさんの問いかけに、艦長は即答します。
「ナデシコは現在のポイントをキープ。ミナトさん」
「は〜い。エンジン出力は現状維持でポイントをキープ」
「ユリカ、エステバリス隊は?」
ミナトさんの復唱に、副長の声が重なる。
「総員戦闘配置で待機。ジュン君、ラウンド・ハウスを発令して」
「え、そこまで?」
いつになく厳しい表情の艦長は、副長の声に答えません。
メグミさんやミナトさんも副長と同じ気持ちらしく、ナデシコが襲撃されることを前提とした艦長の指示を納得できずにいるみたい。

作戦フロアに展開された戦力配置図をみつめたまま、黙っています。
「願うことと、信じることは別、ということですかな」
プロスさんが、艦長の心情を代弁します。
副長が動き出したのと同時に、艦長がゆっくりとプロスさんの言葉を追認する言葉を発する。
「前回の作戦で受けた損傷も応急処理しただけです。これ以上の損害は避けなければなりませんから。ごめん、皆。今は私を信じてください」
ブリッジクルーは、戦闘時の艦長に全幅の信頼を寄せています。
一様に軽く頷くと、それぞれの職務に戻りました。



「どうなっているんですかなあ・・・」
緊張するブリッジに、呑気そうなプロスさんの声が流れる。
「さあ・・・」
副長も、本気で答えるわけでもなく、スクリーンを見つめたまま。
メグミさんは・・・それほど緊張してないんですかね。
手元にはヤマダ機の待機映像がありますし。
ちゃんとレーダーも見てくださいね。
『艦長』
「あれ?どうしたんですか、テンカワさん」
『え?どうした、って・・・?』
「だって、ルリちゃんが怖い目で見てますよ〜」
・・・・・・しょうがないじゃないですか。
私より艦長に声かけるなんて。
でも艦長、私、そんなに怖い目してません。
『いや、それは・・・あのさ、もし・・・本当にもしかしたらって話なんだけど』
「?いいですよ。何です?」
『カキツバタや連合軍と戦闘になったら、どうすればいいんですか?』
あ・・・。
もしかしたら、戦争継続の上、木連に丸め込まれて合流してしまうって可能性・・・?
カキツバタはともかく、一途な軍人さんだけの連合軍だったら、あり得ない話ではない。
軍の上層部がどれほど腐敗しているか、ナデシコよりわかってるはずだから。
真実を知らされずに命を賭けさせられた怒りと憤りは、カキツバタやナデシコ、シャクヤクなどの民間クルーよりも強い。
艦長はもしかして、そこまで?

「・・・沈めます」
ブリッジが、ううん、ブリッジだけじゃない。
ブリッジの様子が中継されている各部署でも聞いていたらしく、艦長の周囲にコミュニケがいっぱい。
『おい、それは・・・』
ウリバタケさんが苦しそうに聞き返します。
それでも最後まで反対できないのは、こういう時の艦長の能力がわかってるから。
みなさんコミュニケを開いたのはいいけど、やっぱり艦長への信頼が勝ってしまうようです。
誰も反対の言葉を出そうとはしません。
開いたウィンドウを無視して、アキトさんのコミュニケに向かう艦長。
「テンカワさん、前に言いましたよね」
『え?』
「自分のために戦う。戦争を終わらせるため、地球のためとかでないって。自分が守れる範囲のものを守り切るために戦うって」
黙って艦長の言葉に耳を傾けるクルー。
プロスさんだけが、独り頷いてますね。
「私はナデシコが大事。私らしくいられるのはここだけだから。ナデシコのクルーを守ることが、ミスマル・ユリカの意思だし、使命なんです」
『そうか・・・わかった。ナデシコを全力で守ります』
「お願いします。パイロットの方々も、それでいいですか?」
こちらからはわかりませんけど、みなさん納得したようですね。
ウィンドウが次々と消える中、艦長がアキトさんのウィンドウを捕まえて、
「あ、テンカワさんは、こっち」
『へ?』
アキトさんのウィンドウが落とされてきました。
「か、艦長?」
う・・・声が裏返ってしまいます。
見上げると、艦長ってば、ものすごく嬉しそうににやけてるし。
「えへへへへ〜、ルリちゃん、独占欲強いもんね〜」
・・・た、確かに、これまでの行動からそう思われてしまうのも無理ないんですけど・・・。
独占欲、強いのかな・・・。
そうかも知れません。
いえ、多分そうですね。
だからここは、艦長の行為に甘えちゃいましょう。
そう思ってウィンドウを見ると、アキトさんが真面目な表情で私を見ています。
・・・・・・照れちゃうんですけど。アキトさん。

『ルリちゃん』
「はい、何ですか」
『俺、ルリちゃんを守るために戦うよ。大切なものを守りたいから』
!・・・・・。

・・・・・・。

・・・・・・もう、アキトさんからは見えないでしょうけど、ブリッジなんですよ。

ミナトさんは嬉し泣きのまねしてるし。
メグミさんはにやにやしてるし。
プロスさんまで頷きまくってるし。
・・・艦長、どうしてあなたが赤くなってるんですか。

でも。
「・・・・ありがとう、アキトさん」
嬉しいです。
こんな風に誰かに言ってもらいたかったのかも知れない。
それは、きっとアキトさんじゃなきゃだめで。


『あら、ルリちゃんだけ?』
「?!」
『?!・・・ね、姉さん・・・』
『冷たいのねえ、アキト。あなたのおねしょの始末までしてあげた、この私を無視するなんて・・・』
『だあああっ!そんなことあるかっ!!』
「アキトさん・・・おねしょって・・・」
『うおおおっ!ルリちゃんっ!そんなことないって!嘘だ、デマだ、おいこらっ!適当なこと言うなあっ!』
『口が悪いわね、アキト。後で修正してあげるわ』
『何だ、そりゃ!』
『昨日、昔のアニメで見たの。Zガ○ダムって言ったっけ』
『んなこたどうでもいいっ!』

はあ・・・・・・イネスさん、最近めっきりシリアスなとこ、無くなっちゃってますね。





「艦長!!敵艦が動きましたっ!」
メグミさんの声で、ブリッジが再び緊張に包まれます。
「ルリちゃん!状況確認」
「艦隊の展開を確認。カキツバタと連合軍を包囲する陣形に移行しています」
「これは・・・木連と協調するのか・・・?」
「まだわからないよ、ジュン君。情報が揃うまで待って」
いえ、艦長。
残念ですが・・・更に悪くなりそうです。
「重力波反応。戦闘が始まりました」
「ええっ?!」
「会談は失敗?」

ブリッジが驚きと緊張に包まれる中、
「ナデシコ、最大戦速で戦域へ!射程内進入直後、エステバリス隊発進。ディストーションフィールド出力最大。狭い宙域での戦闘なので、ナデシコの防衛にはイズミさんとテンカワさんでお願いします。3人はカキツバタと連合軍の援護を!」
「和平は遠く・・・ですか。艦長」
「プロスさん?」
「私はC.C.Rに行きます」
「?!そう、ですね。お願いします」

「戦闘宙域に入ります!エステバリス隊、発進願います」
メグミさんの通信で、エステバリス隊が飛び出す。
「アキトさん!」
『大丈夫!必ず戻るよ』
そう言っていつものように笑ってくれましたが・・・。

嫌な予感がします。
チューリップはないから、これ以上敵は増えないと思うんだけど・・・。
「!!・・・・・リアトリス、1隻撃沈されました・・・」
「メグミさん!しっかりして!ルリちゃん、ハッキングは?!」
「現在凡そ30%を掌握。敵旗艦はコード不明なので無理です」
『こっちでも解析してるわ。判明したら送るから』
「イネスさん・・・。急いでお願いします。グラビティブラストパターンCでランダム発射、ルリちゃんはハッキングに専念。ミナトさん、ナデシコを1時上方30°へつけて下舷対艦ミサイルでエステバリス隊を援護、フィールドは?」
「出力安・・」
「えっ?!」
「どうしたの?メグちゃん?」
メグミさんの声に嫌な予感がして、レーダーを覗くと。
「・・・これは?」



「艦長・・・連合軍が、ヤマダ機に攻撃を・・・」
訳がわからない。
メグミさんはもう、驚愕の表情を張り付かせて固まったままです。
艦長や副長も、疑問を顔中に浮かべながら・・・。

ゲキガンタイプとエステバリスに囲まれ、苦戦するヤマダ機。
『くっそおっ!何だってんだ?こいつら!』
呆然としていた艦長が慌ててメグミさんに指示します。
「エステバリス隊、援護!」
『向かってるよ!』
『ヤマダ君!』
いち早く反応したのはリョーコさんとヒカルさん。
イズミさんはナデシコを離れられないし、ミルトニアはその機動性能がばれているのか、反応できないゲキガンタイプは来ていませんが、信じられない数の無人兵器に囲まれています。
「お願い!急いで!」
『わかってるよ!』
最大出力で向かうリョーコさんたち。
でも・・・。










機動戦艦ナデシコ
another side

Monochrome




45 Value of risking his life

「時期が悪すぎたのだ・・・白鳥少佐」












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《あとがき》

プロスがC.C.Rに向かったのは、多大な損傷を受けるであろうナデシコを迎えに来てもらうため。
幾らなんでもあれだけ離れた宙域で通常通信が届くとは思えないし・・・。

さて、出航直後から生き延びてきたヤマダ。
彼の運命やいかに。(おおげさか?)
b83yrの感想
上目遣い。泣きそうな表情で、
『アキトさんをいじめる人は、嫌いです・・・』なルリ
いっ、いかん、ツボにはまりすぎる
誰かこの絵描いて頂けません?
と人様の作品で公私混同の冗談ははこれぐらいにしておこう(笑)
『冗談じゃなくて、100%混じりっけなしの本気で言ってるだろう、こいつ』
とかの突っ込みが聞こえてくるような気もするが、ここはあえて気にしないことにして(笑)
 
ユリカや他の女性クルー達のルリへの態度見てて思うのは、わざわざアキトの女難を入れなくてもちゃんとナデシコらしさって出せるよなあって事か
さて、ヤマダジロウがピンチだ、どうなる?
b83yrの追加感想(03/08/19)
朴念仁さんから、挿絵頂きました♪
チャットで強請ったとも言う・・・・・・
強請る(ねだる)と強請る(ゆする)って、字が同じなんですな(苦笑)
実は、結構前に頂いていたんですが、何故アップが遅れたかというと・・・
なんか、見せるのが勿体無くなって、独り占めしたくなったから
・・・・・・冗談です、冗談・・・・・多分(汗)
でも、この挿絵もある意味『危険物』だよねえ
朴念仁さんは、人を萌え死なすつもりなんでしょうか?(笑)
 

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