第2部・4話

機動戦艦ナデシコ


第2部


新しき未来



第4話



「でも、珍しいですね。 イネスさんがわざわざここまで来るなんて」

「あら? 説明して欲しいの?」

「いえ・・・・遠慮しておきます」



艦長席に座るユリカは、イネスに聴いては行けない事を聞いたと悟ったのか、視線をイネスからそらし

明後日の方向を見つめた。 そのユリカをイネスは少し残念そうに見ていたが。

その時、オペレーター席に座るマキビ・ハリの所に軍直通の通信が入った。

軍直通の通信は、緊急の時以外は使われる事はない。

それにより、ナデシコC艦内に緊張が走る。 そして、ユリカはハーリーに目配せで通信を

自分のモニターの正面に写すように指示する。



『どうも、はじめまして。私、ボソンジャンプ第4研究所の副所長を務めております、ニシマと申します』

「あ、どうもはじめまして、ナデシコC艦長のミスマル・ユリカです。 何かあったんですか?
 この回線は、緊急時以外の使用は禁止されていますが?」


ユリカは、モニターに現れた老人の言葉遣いなどから事は急を要するとは思えなかった。

その為、少し険しい顔つきになっていた。

だが、イネスはその老人の顔を見るなり嫌そうな顔をして見せた。 だが、その様子は周りの人間がモニターに

集中していた為、気付かれる事は無かった。



『いえ、今は緊急事態というわけではないんですが、これから起こりそうなので
 現在、軍最強と言われるナデシコCに研究所の護衛をしてもらいたいと思いましてね』

「はあ・・・どう言う事でしょうか? 今から何かがおきると言われても、私達も現在任務の最中ですし
 研究所には護衛がいないんですか?」 


ユリカがもっともな事を言う。 軍の施設なら当然、護衛の部隊なりいる筈である。

また、緊急回線を使ってわざわざ護衛を依頼すると言うのも、普通はあり得ない。

この事により、ユリカはこのニシマと名乗った人物に警戒せざるを得なかった。



『どうやら、私の話を疑ってらっしゃるようですね。 イネス所長からも説明していただけませんか?』



ニシマと名乗る老人が、イネスの名前を出した事によりナデシコクルーの視線は

一斉にイネスの方へと向けられた。 

そのイネスだが、向けられた多数の視線に動じる事無くニシマが映るモニター前に歩み出た。


「そうね。私から言える事は貴方の言葉はあまり信用が出来ない・・・って所かしら?
 私のようなA級ジャンパーは特に・・・ね」


『厳しいですねぇ。 ですが、本当に緊急事態になりそうなので、せめて周辺の警戒ぐらいはして頂けないですか?』


「そうですね・・・、では、提督に相談してからそちらに向かうかどうか決めます。 
 もし、私達がそちらに向かう事が無くても変わりの者は向かわせますので」


『そうですか・・・では、何にしてもお伝えしましたのでよろしくお願いします』



そういうと、ニシマは少し残念そうに回線を切った。 

静寂が残ったブリッジでは、ユリカがイネスの顔を見つめている。


「はいはい、解っているわよ。 あの男が何者か?って事でしょう?」

「そうですけど、出来れば手短にお願い・・・」


そうユリカが言い終わる前に、イネスは何時の間にかメガネを身につけその後ろには

大画面のモニターに『なぜなにナデシコ』と大きく映し出されていた。


「遅かったか・・・」


今まで出番が、もとい、事の成り行きを見守っていたアオイ・ジュンが小さく呟いた。










「ようするに、あの人は軍の中でも危険人物と言う事なんですか?」


今回の説明は、ユリカを含むナデシコクルーにとってそれほど苦になる事は無かったようで

顔色はそんなに悪くは無かった。 もっとも、それでもたっぷり2時間は掛かったのだが・・・・


「そう言う事ね。 彼のやり方ははっきり言って軍さえも嫌っているほどよ。
 でも、彼の研究成果は貴重だから仕方なく・・・ってわけ。 でも、何か問題があるといけないから
 私が、所長を依頼されったてわけ」


その言葉に、ユリカは先程、返事をすぐに返さないで良かったと安堵した。

だが、その安心しきったユリカにイネスが強い口調で、ユリカに問いかける。


「だから、ユリカさん。 決して彼に近づいてはならないわ。 例え、何があったとしても・・ね?
 彼のところには、他の部隊を送る方が良いわ。 
 彼は、貴方に関心が全く無いわけじゃないんだからね」


イネスの真面目な口調に、ユリカは嫌悪感を覚える事しかなかった。

そこに、元気な声でハーリーが二人の会に割って入ってくる。


「大丈夫ですよ! 僕らがいるんですから安心してください。 艦長!」

「お〜〜? 今度はミスマル艦長に変更か? ハーリー?」


元気つけるつもりであったのだが、格納庫から戻ってきたサブロウタのからかいが入った。

そのサブロウタの後ろには、リョーコが立っており二人のやり取りを面白そうに見つめている。



「な、何を言ってるんですか!? 大体路線変更って、どう言う意味ですか!」

「ほらほら、顔が赤くなっているぞ? んな事だから、子供って言われるんだぞ?」

「僕は大人です! 何時までも子供って言わないで下さい!! サブロウタさん!」



そんな二人のやり取りが、また始まった。 ユリカがこのナデシコCの艦長になる前から

ずっと続いていた事だ。 その二人を何か懐かしむようにユリカは見つめていた。


「ん? どうしたんだ? 艦長」


リョーコがユリカに話しかける。 普段は、ユリカと名前で呼ぶのだが仕事中は艦長と呼ぶようにしている。

ユリカ自身、気にしなくて良いと言ってくれたのだが、あの二人がいなくなって奇跡的に立ち直った

今のユリカを見ると、仕事の時ぐらいはあの頃を思い出させないようにしてやりたい・・・そう思い

リョーコは、艦長と呼ぶようにしている。


「いえ、何でも無いんです。 ただ、どうしてあの二人を見てると昔を思い出すのかなって思っただけです」
 
「え?」


そう言われて、ハーリーとサブロウタを見るリョーコ。

だが、なぜ昔を思い出すのか解らない。



しかし・・・唐突にだが、リョーコにはユリカが何を言っているのか理解できた。

昔の事・・・・つまり、ユリカが言っている昔の事とはナデシコA時代の事だと言う事を。

確かに、あの二人のやり取りを見ていると、どこか昔の騒がしくも楽しかったナデシコA時代の頃を思い浮かべる。

今の、このナデシコCはユリカが昔の頃とは違い、真面目に職務をこなそうとする為に

軍艦らしくなっている。 もっとも、それは決して悪い事ではないのだが、昔のユリカを良く知る

リョーコやジュンには辛いものがあった。


「艦長・・・」

「あ、大丈夫ですよ。 最近は昔の事を思い出してもそんなに辛くないですから。
 私達がこれだけ探しても見つからないと言う事は、あの二人はきっと無事だと思うんですよ。
 だから・・・最近はそう考えるようにしているんです」


リョーコに笑顔で答えるユリカ。 しかし、昔のような満面な笑みでは無く作られた笑みだった。

やはり、まだ心の傷はいえないのだろう。 何より、アキトとルリを「あの二人」と呼ぶ事は

リョーコにとっては、それだけでユリカがまだ辛いと言う事が伺えた。

そのユリカに、リョーコは何も言えず立っている事しか出来なかった。







ちくしょう・・・アキトとルリの奴・・・・あいつら今何処にいるんだ!?

せめて、どっちか一人がいればこんな事にならなかったのに・・・・あいつらはわかっているのか?

自分がした事を・・・・・アキトだけじゃなく、ルリまでいなくなっちまうなんてよぉ・・・

ささやかな幸せも駄目なのか? ジャンパーになっちまった奴は・・・・






















「ルリ、そろそろジャンプの準備に入ろうか?」


アキトとルリの乗る木蓮型駆逐艦の中にある小さな個室、そこで二人は休んでいた。

既に、アキトは起きていたのだがルリはアキトの胸に顔をうずめ、甘えるように眠りについていた。

そんなルリを、飽きもせずにしばらく見つめていたアキトだったが

港からかなり離れた事に気付きルリを起こす事とした。 


「ふぁい・・・・・・あっ・・・・・・・ごめんなさい。すぐに準備に取りかかりますね」


半分眠りから覚めていない顔でアキトに答えたルリだったが、苦笑するアキトの顔を見て

今、自分がどんな状態でいるかを理解し、顔を真っ赤にしながら早足で部屋を出ようとする。


「ルリ、準備するのは良いけどちゃんと服はつけたほうが良いよ?」


部屋から急いで出てゆこうとするルリに、アキトは笑いをこらえながら何とか伝えた。

その後、この小さな戦艦の中でルリの絶叫が響き渡った。













「ルリ・・・そろそろ機嫌直してくれないか?」


準備の進めるブリッジ内で、アキトはこれで何度目か解らない台詞を繰り返した。

先程の、部屋での自分の失態に恥かしいのか、それともアキトがすぐに言わなかったのに怒っているのか

全くアキトと会話をしようとせずに作業に集中しているルリ。



「・・・・・あの、アキト。 この船に乗ってから思っていた事なんですけど、どうしてこの船は
 ワンマンオペレーションになっているんですか? 軍でもナデシコしかないのに・・・」


何とか、話題をそらそうとルリが全く違う事を切り出した。

その内容に、アキトは不意に先程とは違う顔、ルリと再会した時の険しい顔つきになった。



「ああ、この船は火星の後継者の実験艦だよ。 奴らにとっては、魅力的に見えたんだろうね。
 ナデシコは。 そのお陰でラピスもさらわれてしまったんだが、まさかまたさらわれるとは・・・ね」


そう言うと、激しく歯軋りをしながら拳を血が出るのではと、思うほど強く握りこむ。

そのアキトにルリは、何も言わずにアキトの手を握り締めてやるだけだった。

アキトは、昔の事を思い出すと度々このような状況に陥ってしまう。

ルリ自身、何度もアキトをその状況から救ってやろうと色々な事を試みたが、アキトは決して昔の事は

話そうとしなかった。

そうした事もあって、ルリはアキトが昔の事を思いだし荒れている場合は、何も言わずに傍にいる事が一番だと判断した。


「アキト、落ち着きましたか?」

「すまない・・ルリ」

「こればかりはしょうがないですよ。 私も一時期酷く荒れてしまった時期がありますから」


ルリの荒れていた時期、それは自分とユリカが火星の後継者によってさらわれた頃の事であるのは、アキトには察しがついた。

その頃のルリの様子は聞いていたが、聞くだけでもアキトは辛かった。

出来る事なら、自分は生きていると姿を見せてやりたい・・・・しかし、あの時ルリの前に姿を見せたら

彼女の身の安全がさらに難しくなる。 そう思うと会う事が出来なかった。

あの頃のルリの事を思えば、今の自分はどうだろう? 

今も、娘がさらわれた時は取り乱した様子を見せていたルリであったが、今のルリはいつもと同じように

気丈にも振舞っている。

そう思うと、自分が情けなくなったアキトであった。




「ごめん。辛いのは俺だけじゃないんだよね」

「いえ、良いんです。 アキトがあの時何をされていたかは解りませんが・・・・・
 何時か、落ち着いた時には話してくださいね? 少しは楽になると思いますから」

「ああ、ありがとう、ルリ」

「じゃあ、俺は格納庫で準備をしてくるから後は頼むよ」

「はい」


アキトは、ルリのそう言い残すと格納庫へ向かっていった。






「アキト、準備は良いですか?」


10分ほど待って、ルリはアキトと回線をつなぐ。 そこには、コクピット席に座るアキトの姿が会った。


『ああ、そっちの準備は良いかい?』

「はい、全てのシステムに異常は見当たりません。 何時でもジャンプが出来ます」

『わかった、恐らく軍が護衛をしているはずだから、すぐにバッタを射出してくれ。 俺はその隙を突いて
 研究所に突入する』


「はい、気をつけてくださいね。 アキト」

『じゃあ、いくぞ・・・・・・・・・・・・ジャンプ・・・・・・・』



海の底で、戦艦が大きな光で包まれ・・・そして消え去った。














「しかし、アララギ艦長。 どうしてこの研究所は警備が手薄なんでしょうか?
 仮にも、軍の施設なんですからもう少し厳重にしても良いはずですが・・・」


研究所の横にある小さな飛行場に、一隻の軍艦が一昨日から駐留していた。

アララギが率いる戦艦、ライラックだ。

そのブリッジでは、オペレーターが艦長であるアララギに質問をしていた。



「ああ、この研究所はなにか曰くありげな場所みたいだからね。上層部もこことはあまり関わりたくないみたいだ」 
 
「でも、どうして宇宙軍である私達が、選ばれたんでしょうね?」

「いや、ミスマル艦長からの要請でね。 何かがあれば知らせて欲しいから、私が頼まれたんだよ」

「なるほど、艦長は信頼されているという事ですか?」

「全く光栄な限りだね。 彼女に信頼されているなんてね」


アララギとオペレーターは、のんびりとした様子で会話を続けていた。

と言うのも、この研究所が襲撃される様子は全くと言えるほど無かったからだ。

元々、この研究所は人里離れたところにある為、全くと言って良いほど人の通りがない。

また、研究所からも緊迫した様子は、伝わってこない。

副所長の人格も疑わしい事から、今回の襲撃予想はデマではないかと、アララギは考え始めていた。



「まあ、何かあったとしても我々だけで大丈夫でしょうね。 艦長」

「どうかな? 最悪の事態を予想しておくのも我々にとっては、重要な事じゃないか?」


あまりに気楽な発言をしたオペレーターに対して、少し語尾を強めて注意するアララギ。


その時、ブリッジ内に警報が鳴り響いた。


「何だ!? すぐに状況確認!!」

叫びながら、艦長席でモニターを呼び出すアララギ。


「前方、研究所1キロ手前にボソン粒子反応! 反応は一つです!!」



アララギの正面に展開しているモニターは、オペレーターの返事と共にボソン反応があった場所を映しだす。

そこには、ボソン粒子の中から中型の戦艦が姿を表した。


「識別反応はどうなっている!?」

「反応は、宇宙軍のものではありません! また、こちらからの呼びかけにもまったく答える気配はありません!」」

「火星の後継者の残党か? 最近、全く動きが無かったと思ったらいきなりか!」


ボソンジャンプしてきた戦艦、木蓮型駆逐艦は現在は宇宙軍でしか使用されていない。

しかし、識別反応がないと言う事は、軍に所属する戦艦ではないと判断するとアララギは火星の後継者と判断した。


「エステバリス隊は、直ちに発進! 本艦は増援に備えて研究所の正面に移動! 近づかせるな!」







「いたな・・・一隻か・・・」

「あの艦は、アララギ大佐の・・・」

「誰か知り合いが乗っているのかい? ルリ」


少し眉をひそめたルリが、モニター越しのアキトから視線をそらすようにする。


「ルリ・・・今は、救出の事だけを考えるんだ」


ルリの態度から、あの艦には知り合いが乗っている事を察したアキトは静かに語りかけた。


「はい、わかっています」

「・・・・・・・・・・・・ここは俺に任せてくれ。 その間、ルリはバッタでエステの動きを牽制しておいてくれ」


ルリがやりにくいと判断したアキトは、そう言い残すと格納庫からボソンジャンプで出撃した。





「艦長! 敵艦からバッタが射出されてます!」

「バッタだけか?」

「はい、他の機動兵器は確認できません!」

「気をつけろ! あの単体ボソンジャンプをしてくる機動兵器が来るかもしれん! 常に周囲に警戒・・・」


アララギが言い終わらないうちに、戦艦に大きな衝撃が走る。

その衝撃は、艦の後方から響いてきた。



「くっ! 言ってる傍からこれか! 被害状況を知らせろ!」

「メインエンジンに被弾! 出力の低下によりディストーションフィールドの出力が低下!
 このままでは、墜落してしまいます!」

「くそっ! ディストーションフィールドへのエネルギーを全て艦の制御に廻せ!
 エステバリス隊は、敵艦よりもバッタや機動平気に攻撃を集中するように連絡しろ!」

「了解」

「このままでは、研究所も危険だな・・・・仕方ない。 ナデシコCに至急救援を求めるんだ!」

「はい!」









「ハーリー君、アララギ大佐から連絡があったて本当?」


休憩をしていたユリカが、ブリッジにたどり着くや否、ハーリーに確認を取る。


「はい。 現在、アララギ大佐の艦は敵の攻撃を受けて航行不能。 エステバリス隊だけ
 敵に対応しているようです」

「この距離なら、到着するまで時間が掛かるね・・・イネスさん!」


少し考え込むと、ユリカはイネスのコミュニケにつなぐ。


『解っているわよ。私にボソンジャンプをして欲しいんでしょ?』


既に、イネスはボソンジャンプを行なう部屋にいた。


「すいません。 アララギ大佐が危険な状態にあるようなのでお願いします」

『そうね・・・この場合は仕方ないわね。 でも、ニシマには会わないようにしてね?』

「その時は、僕が対応しますよ」


ユリカの横に控えていたジュンが、ユリカの変わりにイネスに答える。


「それじゃ、リョーコさん達は出撃準備をするようにしてください」
 


『よっしゃあ! 久々の実戦だぜ! サブロウタ、へますんなよ?』

『はいはい、リョーコ中尉のけつは俺がお守りしますよ〜〜』

『な、何言ってやがんだ! おめーは!』



格納庫に向かっている途中の二人が、そんな会話をしながら走って行く。 

そんな漫才みたいなやり取りに、ブリッジには笑いがこぼれる。


『ジャンプの準備は終わったけど、良いのかしら?』


呆れ顔のイネスが、リョーコ達のやり取りを笑っていたユリカに問う。

その瞬間、ユリカの顔は厳しい表情に変わった。


「では、ナデシコC発進!」








「アキト! ボソン反応です!」

「ちっ! まさか、軍がジャンプしてきたのか?」


アキトがボソン反応があった場所に目を向けると、そこには二人にとって見覚えのある艦が姿を表した。




「敵艦補足。 木蓮型駆逐艦が一隻。 他に、バッタが多数・・・それと研究所に向かっている機動兵器が一機です。
 アララギ大佐の艦は、沈黙。 エステバリス隊は全滅しています!」


ハーリーが、オモイカネから現場の状況を受け取り、素早くユリカに伝える。



「リョーコさん達は、バッタと機動兵器の殲滅をお願いします。 ナデシコはアララギ大佐の艦と研究所の
 護衛を優先します」




「うそ・・・・どうしてナデシコがここに・・・」


ルリは、今目の前にあるナデシコの姿を信じられないと言った感じで見つめていた。


「まさか、ナデシコと戦う事になるとはな・・・・」


アキトは、驚きを表情に出す事無く呟いた。




ユリカは知らずの内に、今、最も会いたい者との再会をしていた。

しかし、そのアキトとルリはユリカ達の敵として現れた。

ここに、三人にとって最も厳しい戦いが始まる・・・・・・・・



第4話・完





どうも、KANKOです。

さあ、これからちゃっちゃと進みます。 

ああ、早く次のお話に取り掛かりたい(笑)

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