機動戦艦ナデシコ



未来の為に



第1話「復讐人・再び」




「ふ〜ん、まいったねぇ、まさか軍が動き出すとはねぇ・・・・
 さて、どうしたものやら?」
ネルガルの会長室にて、会長のアカツキとツキオミがなにやら神妙な面持ちで
話していた。特にアカツキの顔からは、普段の陽気な表情が消え去っている事は
この話は、かなり重大な事が起きていることの現われでもあろう。


「はい、やはりホシノ・ルリの力は優れていますから、軍が手放す事は無いとは
 思っていましたが、まさかこのような手段に移すとは」

ツキオミが、顔を眉間にしわを寄せ答える。ネルガルに拾われてからは
木蓮にいた頃のように、無駄に熱血をしなくなり冷静沈着な人物になっていたが
今回、軍がネルガルに伝えてきた件は、ツキオミにとっては火星の後継者と
何ら変わらないその行為が許せなかった。


「ワンマンオペレーションとボソンジャンプの更なる研究の為に、
 ルリ君の実験への参加の為、研究データの提出、
 及び単体ボソンジャンプの出来る人物を軍に引き渡す事か
 やれやれ、草壁とやっている事は変わんないねぇ・・・」

「はい、今回も我々がホシノ・ルリや、ミスマル・ユリカを護衛しましょうか?」

「いや、そうしたいのは山々だけど、テンカワ君の件に僕らが関わっているのはを軍も薄々
 感づいているみたいだからね、僕らが動いたら軍の思う壺だよ」
さっきまでの神妙な面持ちも何処へやら、のほほんとした表情で
ツキオミが持参した報告書に向けるアカツキ。

「では、どうなさるおつもりで?まさか軍に黙って協力するわけでは
 ないでしょうが・・・・」
何時も、態度が豹変するアカツキに半ば呆れながらも、アカツキには何か考え
ついた事を察したツキオミ。


「やっぱこういう任務にうってつけの人物がいるじゃないか」
そう言って、髪をかきあげ、白い歯をきらりと見せるアカツキ。
例え、女性に見せてもあまり喜ぶ行為ではないだろう・・・・

「ですが、彼は二度と我々とは、関わりあいたくないと言ってましたが?」
ツキオミには、うってつけの人物に心当りがあるのだろう、
アカツキにさらに問う。

「まあまあ、ここは僕に任せてくれないかい?ただし、ミスマル提督にはこの事を
 知らせてもらえないかい?多分知らないはずだからね」

「分りました、会長がそういうのであれば・・・ミスマル提督には
 私の方から、お伝えします」
そう言うと、ツキオミは部屋を出て行った。

「さて・・・どういう反応をするかな?テンカワ君は」
今から連絡をしようとする相手の事を思い浮かべながら、アカツキは
引出しから紙とペンを取り出した。







場所は変わって、ここは日本のとある町、いや過疎化が進んでいる為
今は、村といった方がいいかもしれない。しかし、過疎化が進んでいる割には
若い人間も数多く住んでいた。その街の中央の通りにある一軒家に
郵便配達員が訪れていた。

「テンカワさん、郵便ですよ〜」
元気な声が、家に響き渡る。その声に答える事も無く、無言で家から出てきた
少女が配達員を迎える。

「おや、ラピスちゃん、テンカワさんは?」
その声に返事をする事無く、ラピスは無言で家の奥を指差す。
「・・・・・」

「そうか、じゃあ、テンカワさんにこの手紙を渡しておいてくれないかい?
 別に怪しいものは入ってなかったし、いつもの手紙だからね」

「・・・・(コクッ)・・・」
返事を返す事無く、無言で手紙を受け取るラピス。

「んじゃ、またね」そんなラピスの行動に気にする事無く、配達員は去っていった。


去っていった、配達員を見送るとラピスは家の奥に向かって、走っていった。
家の奥・・・台所では、顔の半分を覆っているサングラスを身に付けた
青年が、料理の支度をしていた。
この家の主、テンカワ・アキトである。
アキトは、火星の後継者の一件が片付いた後、アカツキのはからいでこの町に
ラピスと共に住んでいた。この頃には、アキトの五感は治療がされており
日常生活ぐらいは過ごせるまでには、回復していた。
しかし、まだ視覚や聴覚など一部は完全には回復してない為、
一部の感覚をサポートするサングラスでカバーしていた。
ちなみに、ラピスとのリンクはすでに、切っている。

「ん?どうした、ラピス」
ズボンのすそを引っ張っているラピスに、アキトは
優しく話し掛ける。

「・・・手紙・・・」
言葉少なめにアキトに手紙を渡すラピス。
手渡された手紙の中身を確認するアキト。その表情は手紙の内容を追ってゆくごとに
段々険しい表情に変わっていった。

「ラピス・・・用事が出来た」
アキトの険しい表情から、手紙の内容は良い事ではない事を察したラピスは
アキトのズボンを握り締めた。

「ラピス、悪いが今回の用事は、俺一人で充分だ」
「私は・・・要らないの?」
寂しそうにアキトに問い掛けるラピスに、アキトはラピスの頭をなでながら
優しく話し掛ける。

「大丈夫だ、ラピスの手を借りるほどの事じゃない」
「・・・・本当?・・・・」
「ああ、本当だ、だから大人しく待っているんだぞ?」
「・・・わかった・・・」
アキトの強い意志をその言葉から感じたラピスは、しぶしぶ承諾する

アキトは、台所にラピスを残すと足早に部屋に戻り、準備を始めた。
残されたラピスは、調理中だった料理に向かうと、アキトの代わりに
料理を始めた。
「・・・・塩、足りない・・・」


しばらくして、部屋からアキトが出てきた。その姿は全身を黒のライダースーツ
のような服で身を包み、黒いマントを羽織っていた。
そう、復讐をしていた頃の姿だった。

「アキト・・早く帰ってきて・・・」
アキトが部屋から出てくると、足早にアキトに向かっていくラピス。

「ああ、早く帰ってくる」
「それと・・・」話しにくそうに少しうつむく、ラピス。

「何だ?ラピス」
いつもは、アキトに対しては遠慮なく話し掛けるラピスに、不審そうに
表情を覗き込むアキト。


「・・お塩、買ってきて・・・」



その時、アキトの周りだけは確実に時間が止まった・・・

「・・・・・・わかった、帰る時に買ってくるよ・・・」
何とかそう言い残すと、足早に家を出て行った・・・



「テンカワさんじゃないか、仕事かい?ラピスちゃんはどうしたんだい?」
がっしりとした体格の女性が、家を出たばかりのアキトに話し掛けてきた。

「ああ、ラピスは留守番だ」
言葉少なめに、アキトは女性に返す。

「ふぅん、今回は相当やばそうだねぇ、ラピスちゃんの面倒は私が見ておこうか?」

「ああ、ラピスの事は頼む」
そう言い残し、アキトは女性を残し去っていった。

「テンカワさん・・・決して死ぬんじゃないよ・・」
女性は、アキトの姿が見えなくなるまで、見送っていた。









「アカツキ・・その情報は本当なんだな?」
「ああ、間違いないよ。で、どうするんだい?テンカワ君」



「そうか・・俺がルリちゃんを利用したから・・その為に・・」
そう言うと、アキトはきつく拳を握り締め、その顔は
怒りで激しく光り輝いていた。

「それは違うね、テンカワ君、軍に入れたのは
 元々ルリ君の身の安全をより確かにする為に、宇宙軍に入れたんだ。
 ナデシコCにルリ君が乗る事になったのだって、君が直接の原因じゃないよ」
 
アカツキは、昔のアキトと変わらぬアキトの優しさ、 
自分よりも他の人間を、優先するその性格に
君は、変った様で変わっていないねぇ・・と心の中で
呟いていた。


「だが、ルリちゃんが軍を離れる事は出来ないんだろう?
 それに、このままではルリちゃんは軍の実験材料になりかねん・・・」
 
アキトは、自分の身体に視線を落とし、自分が火星の後継者に受けた
実験と称した、非人道的な行為を思い出した。
そして、その行為がルリに及ぶのではと考えていた・・
そんな、アキトの心を知ってか、アカツキが話を進める。


「だったら、君の元に、連れて行けばいいんじゃないの?君とラピスだけで住んでるし、
 やっぱりラピスに母親は、必要だと思うしね」
不敵な笑みを浮かべて、意地の悪そうに喋る。
アキトは、アカツキのとんでもない提案に顔を、光らせながら
顔を赤くしつつ、反論する。

「何言ってんだ!?・・・何でルリちゃんが俺の妻に・・・
 第一、今の俺ではルリちゃんと一緒に暮らせるわけ無いだろう!」
 
「おや〜?僕はラピスの母親代わりでと、言ったつもりで
 何も、テンカワ君の妻にとは、言ってないだろう? 」
してやったりとした、表情でテンカワを観るアカツキ。


「う・・・だが俺には、ユリカがいるし・・」
何とか、話の主導権を自分が取ろうと必死に反論するアキト。


「確かに、君には艦長がいる。だが・・・君はもう彼女の所に
 戻るつもりは無い・・・違うかい?」

アカツキは、アキトが何故、ユリカ達と再会しないのか
見当はついていた・・・それは推測でしかないが、以前アキトの看病をしていた
エリナの話しから、その推測は外れていないと確信していた。
アキトは、自分をこんな身体にした、火星の後継者を憎んでいた。
しかし、それだけでなく、勝つためにはどんな事でも利用する軍も同時に憎んでいた。
そう、今ユリカの元に帰れば、アキトは軍にコロニー襲撃犯として
逮捕されるだろう。だが、軍はアキトのジャンパーとしての能力が
優れている事を知っている。
そしてその能力を利用する為に、保護と偽って軍に入る事を強制することは間違いない。
その事は、たとえユリカの父、ミスマル提督の力をもってしても
とめる事は出来ないだろう・・提督もユリカの身の安全を守る事だけで、
精一杯なのだ。


「ああ、俺はもう二度と軍と関わるつもりは無い。
 それに、もしユリカが軍を抜けて、俺と一緒になろうものなら
 軍は・・・軍需産業の奴等も、全力で俺たちを探すだろうしな。」
軍需産業・・・それには、ネルガルも含んでいる事をアカツキは知っていた。
だが、今はアキトと友人として接していた。
その証拠に、アカツキは火星の後継者の一件が終って以来、アキトに
実験に協力する事を頼む事は無かった。


「だが、それはルリちゃんにも同じことが言えるんじゃないのか?
 いまや、世間をにぎわすアイドルじゃないか」
アキトがもっともな意見をアカツキに質問する。

「まあ、確かにそれは言えるけど・・・彼女はまだ未成年だろ?
 なのに、人と少し違うだけで軍にいる・・・結構その事で
 世間じゃ風当たりが強いんだよねぇ。だから、軍はルリ君に表向きには
 辞めてもらって、軍の研究所に入れるつもりだと言うのが、今回の情報の真実さ」

アカツキは、この情報をアキトに知らせるのを最初はためらっていた。
しかし、A級ジャンパーでもあるアキトなら、ルリを守る事が
出来ると考え、知らせた。そして、変わってしまったアキト・・・
アキトを覆っている闇を払えるのは、変わる事の無いユリカではなく
成長したルリならば、出来るのではないかと思っていた。


「解った・・・ルリちゃんは俺が保護する。ただし、
 この事は誰にも言うんじゃないぞ?アカツキ」

「ああ、それは任してくれよ。もし破ったら、僕を殺してもいいよ♪」
今のアキトには、冗談にも取れないような事を、
笑いながら話すアカツキ。そんなアカツキに苦笑しつつ
アキトは、会長室を後にした。





「暇だなぁ〜、やっぱり地上勤務は退屈〜、やっぱりお父様に頼んで
 ルリちゃんと一緒の職場にしてもらおうかな?」

ここは、宇宙軍の地球支部。現在、ユリカはコウイチロウの下で働いていた。
ユリカ自身は、アキトがいつ帰ってきてもいいように
ラーメン屋を持ちたいと、コウイチロウに強く申し出ていたのだが
しかし、ユリカの殺人料理の威力を知っているルリ達は、ユリカの身の安全
というもっともな理由から、軍に残るように説得した。

ユリカは、しぶしぶ承諾したものの料理の勉強はしたいらしく
近くの部下に、ユリカ特製料理を味見させては、毎日一人は病院送りにしていた。
最近は、部下もユリカの殺人料理を怖がり、よほどの事が無いと
ユリカに合う事が無くなっていた為、ユリカは暇をもてあましていたのだ。
その時、ユリカの部屋のドアが開いた。


「どちら様〜・・・・・って、アキト?」
そこには、ユリカの夫アキトが立っていた・・・
「ユリカ、久しぶりだな・・・」


「アキト!アキト!!アキトォ〜♪」
ユリカは、アキトの名前を連呼しながら、アキトに飛びつく。
その行動は25歳の女性と思えないだろう。
しかし、アキトは抱きついてきたユリカを冷静に、体から引き離すとゆっくりと
話し始めた。


「ユリカ、相変わらず変わっていないな」
苦笑しつつも、ユリカの瞳を見つめるアキト。その顔はサングラスによって
隠れてしまっているが、その顔は昔のやさしい顔に戻っていた。


「うん、だってアキトがいつ帰ってきてもいいように、ダイエットも 
 欠かさず頑張っていたんだもん♪」

「そうか・・・・」
アキトは、ユリカの性格が変わっていない事を指摘したのだが、やはりユリカ・・・
その事には、気づいていないと言うか、自分の良いように解釈していた。


「ねえ、アキトこれからどうするの?もう一度屋台を引く?
 あっ、だけどアキトは味覚に障害があるんだよね?う〜〜〜ん、それじゃあ
 私が料理をつくろっか?もちろんルリちゃんも一緒だよ♪」


「いや、今日はユリカの顔を見に来ただけだよ」
その言葉に、ユリカの顔が暗くなっていく。

「どうして?・・アキトの事なら、お父様に頼めば大丈夫だよ。それにアキトは
 元々被害者なんだよ?アカツキ君達に頼めば、きっとイネスさんのように
 匿ってもらえるよ。」

少し前なら、アキトもユリカと同じ意見だっただろう。しかし、今の状況・・・
特に、アキトとルリに関して言えばもうその方法では、二人を匿う事が出来なくなった。
だがその事は、ユリカのみならず、殆どのナデシコのクルーも知ることはない。


「ユリカ、俺にはまだやる事があるんだ。だから・・・帰る事は出来ない」
今、アキトが言った言葉はまったくの嘘であった。
もし、アキトが帰る気が無いと言えば、ユリカは強引にでもついてゆくだろう。
そうなれば、軍からの捜索を受け、二度と普通の生活が出来なくなる。

それだけは、アキトは避けたかった。
昔の仲間達とユリカとルリをこれ以上、危険な目にあわせたくない・・・
愛しているからこそ、ユリカには幸せになって欲しい・・・
アキトがユリカ達の前から、姿を消した理由はそこにあった。


「アキト・・・いつか・・・帰ってくるよね?」

「・・・・・・・・解らない」

「ううん、アキトはきっと帰ってくる!だって、アキトは私の王子様だもん♪」
ユリカの瞳には、うっすらと涙があふれているのが、アキトは気づいた。
ここで、ユリカを抱きしめてたい!
その衝動に駆られたが、その気持ちを押し堪えるように、話し掛ける。


「じゃあ・・・俺は行くよ・・・」

「アキト、早く帰ってきてね!」
ユリカの言葉に答える事無く、アキトは部屋を後にした。

ユリカは、アキトの姿が見えなくなったドアを、しばらく見つづけていた。
「アキトは・・・変わったんだね」
ユリカが救出されてからの、二人の初めての再会はわずかな時間で終った・・・・




「しかし、ここは何でこんなに静かなんだ?」
アキトは、軍の施設に潜入してから殆ど軍人を見かけていなかった。
最初は、アキトに気づいた軍が、罠を仕掛けていたのかと思っていたのだが
施設に出てからも、人間の存在が殆どしなかった。


「ユリカの手料理が原因だよ、アキト君」
その声は、アキトにとってユリカと同じぐらい懐かしい声だった。
ユリカの父、ミスマル・コウイチロウだった。
「あんたか・・・」

「ルリ君のことは、先日聞いた・・・済まない、私がいたらないばかりに
 君に辛い事ばかり押し付けてしまって・・・」


「貴方のせいじゃない、それに今の俺にはこれぐらいしか出来ないしな」

「・・・・・・そうか、ユリカには会ったかね?」
コウイチロウは、目の前にいるアキトに、自分の記憶の中にあるアキトとは
まったく違う事に多少の驚きを隠せなかった。


「ああ、昔と変わっていなかったな」

「ユリカの事はどう思っているのかね?アキト君」
コウイチロウが、今もっとも聞きたいことであった。もし、アキトがユリカの事を
今でも愛しているなら、ルリと一緒に逃がすつもりでいた。
その事で、自分の命の保証が無くなってしまっても。


「愛してはいる・・・だが俺が側にいる必要は無いだろう。軍が今一番興味を持っているのは
 俺とルリちゃんであって、ユリカは俺をおびき寄せる餌に過ぎないんだからな」

「アキト君、ユリカの身体の事は知っているんだね?」

「ああ」
アキトの短い返事によって、コウイチロウはアキトが、ユリカの身体の事を
知っている事を理解した。
ユリカは、火星の後継者にさらわれて、ジャンプのイメージを伝達する
人間翻訳機として人体改造されてしまった。
しかしその人体改造によって、ユリカのジャンパーとしての能力は
著しく低下してしまった。
幸か不幸か、この事により軍はユリカへの関心は無くなっていた。


「ルリちゃんの安全は、俺が保証する・・・だからユリカの事はまかせた」
 
「解った・・ルリ君を頼む、彼女に普通の幸せを与えてやってくれ」
コウイチロウにとっては、ルリも実の娘のようなものだった。
しかし、今まで彼女に父親らしい事は、あまり出来なかった。
むしろ、軍人として接する事が多かった。
その為、ルリにも幸せになって欲しい、最近はよくそう思っていた。

そして、目の前にいる青年、アキトならば幸せに出来るかもしれない。
だが、アキトのユリカに対する気持ちの事が気に掛かってはいた。
しかし、アキトの気持ちを確認した今、コウイチロウは全てを
アキトに託す決心をつけた。
その事で、ユリカに恨まれる事になっても・・・・



「ああ、なるべく努力はする・・・」
そう言い残し、アキトはコウイチロウを残し去っていった。
ルリを助ける為、次の段階に移す為に・・・・・


第1話「復讐人・再び」完

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KANKO「ども、KANKOです。私を知っている方はいるんでしょうか?」

アカツキ「そんなにいるとは思えないねぇ・・・」

k「まあ、しょうがないかぁ・・・(涙)」

ア「それにしても・・・・本当にやるとはねぇ・・・」

k「ん?・・・何を?」

ア「いやね、連載の事」

k「このお話は、絶対完結させますから!!」

ア「ほう・・いい根性してるねぇ〜素人のくせに!


k「むうう・・・おめーの出番削ってやるぅぅぅ!!

ア「え・・・・・・?、そりゃないよぉ〜・・・(汗)」

k「知るか!」

○○「KANKOさん・・・・」

k「ん?・・・」

○○「私の出番は?・・・」

k「え〜と・・・・次回から・・・・(汗)」

○○「ヒロインですか?・・」

k「はい・・・・・」

○○「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(赤)」

k「あの?・・・・・・○○ちゃん?」

ア「電波モードかな?」

k「夢・・・みてんのか?」

ア「らしいねぇ・・・」

○○「♪〜〜〜〜〜♪♪〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

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