「これで文句は無い筈です、払う物は払ったんだから」

「たっ、確かに(汗)」

冷や汗を垂れ流すアカツキ

アキトは余りにも唐突で現実離れした展開に放心していた


紙一重


「ルリちゃ・・いや、ホシノさん、なんであんな事?」

ナデシコを降りた後、「保険の不備がなんやら」、でアキトに莫大な借金が発生しネルガルから請求されてしまったテンカワアキト

が、その金をルリが肩代わりして、耳を揃えて返済してしまったのだ

「気に食わなかっただけです、ネルガルの事が」

不機嫌そうに答えるルリ

「でも、それだけの事であんな大金・・・それに、あれだけのお金を何処から?」

「私は育ての親からネルガルに売られたような人間です、今度はネルガルから他へ売られかねないって思ってました、だから、プログラムの特許料や株式投機で、お金を貯めていたんです、お金という力で自分自身を守る為に」

「・・・・・」

アキトは絶句してしまう、今目の前にいるまだ13歳の少女は、自分を守る為にそんな事を考えなければならなかったのかと

「でも、そんな大事なお金だったら、尚更、俺なんかの為に使っちゃまずいんじゃ?、今からでもアカツキに」

「私のやった事を無駄にする気なんですか?、それにそんな心配はいりません、今の私はネルガルから自由です、『お金の力』って凄いと思いませんか?」

薄ら笑いを浮かべるルリに、ぞくりと背中が寒くなる思いのアキト

「俺、一生かかっても払うから、ルリちゃんが俺の為に払ってくれたお金・・・」

アキトはそれだけ言うのがやっと

「一生かかって?、無理ですよ、もし私が真っ当に利息をとれば、利息分だけでテンカワさんの収入上回って、利息分すら払えません、それにテンカワさんの為だなんて自惚れないでください、言ったはずです、『ネルガルが気に食わなかっただけ』だって、今回の事はただの気まぐれです、もし、もう一度何かおこるような事があっても、私は二度と助けたりしません」

「・・・・・」

アキトの言った事は、即座にルリに否定されてしまう

「それでも、せめて元金だけでも・・・・」

「本気で出来ると思いますか?、いまだコック見習いのテンカワさんが?」

「コック見習い」の部分に皮肉を込めた口調で冷たい視線をアキトになげかけるルリ

「いいじゃないですか、私がいらないって言っているんだから、私はネルガルに嫌がらせが出来た、テンカワさんは助かった、それで良い筈です」

「でも、俺の気持ちが・・・・」

どうしても罪悪感に苛まれてしまうアキト、とはいえルリの言う通りで、アキトにどうにか出来るような金額ではない、だからこそ、ネルガルは『ジャンパーであるアキトをネルガルに縛り付ける為に』無理だと解っていてそんな大金を請求したのだ

端から見ていれば、ネルガルの狙いはみえみえであったが、当事者となると案外気づかない事も多いもの

呆れたようにルリ

「解りました、そんなにテンカワさんの気が済まないって言うなら、テンカワさんの人生、私が買わせてもらいます、せっかく自由になるチャンスを自分から棒に振る人にはこれがお似合いでしょう?」

「えっ」

「お金も払い続けて貰います、返済し終わるまで私に絶対服従、良いですね?」

何時ものように無表情でアキトに告るルリ

ルリのその冷たい視線を浴び、正直、アキト少し後悔していた


 


そして場面は代わり、ルリとアキトはこれからの事を話し合っていた

「はい、じゃあこれにサインしてください」

「あっ、あのこれって・・・(汗)」

「生命保険の契約書、別にテンカワさんを殺して保険金受け取ろうっていうんじゃありませんよ、これからお金を返して貰う為に馬車馬のように働いてもらいますから、もしあなたが途中で過労死でもした時には、これで少しでも損失を埋めようって事です」

「ほっ、ホシノさん俺に一体何をやらせようと?(汗)」

いきなりの事にどう対処していいのか解らない

「一生かかっても払うっていったのは嘘だったんですか?、良いですよ、別にサインしなくても、私は何も言いません、それでテンカワさんは自由になれる、サインしない方が得なのは解り切った事です」

「くっ・・・・解った、サインするよ・・・」

アキトも、とことん根が真面目である、故に自由になるチャンスを、自分から潰してしまう

「さて、じゃあ、これからどうすればテンカワさんがお金を返せるか、考えてみましょうか、テンカワさんはどんな仕事をしたいんですか?」

「こんな事がなければ、屋台でもひいてラーメン屋でもやろうかと思ってたんだけど・・・」

「その程度じゃ、私に元金を返すのすら無理ですね」

「うっ(汗)」

痛い所を突かれてしまう

「でも俺・・・・身元の保証がないせいで、中々仕事につけなくてえらく苦労した事有るから・・・・」

だからこそ、アキトは自分の腕だけで食っていく事を考えて屋台でも引こうかと考えたのだ、たとえ暮らしは貧しくても仕事が完全に無くなるよりもマシだと

「テンカワさん、ユリカさんと一緒になってた方が良かったんじゃないですか?、あそこはそれなりにお金持ちだし、軍の偉い人が後ろ盾についてくれていた方が、色々有利だった筈です」

「出来ないよそれは、俺はユリカの事嫌いじゃないけど、付き合う気になれるほど好きな訳でもないし・・・・そんなんでユリカと一緒になったら、ユリカを利用してるみたいだろ・・・・」

「テンカワさんが良い人なのは解りました、でも、そんなんでどうやって私にお金を返すなんて言えたんです?、人と約束する時は、『気持ちがどうか』だけじゃなくて、『自分に約束を守るだけの力があるかどうか?』も考えるべきです、たとえテンカワさんにお金を返す気持ちだけはあったとしても、実際に返す事が出来ないのなら、結果的には私を騙した事になるんです、それがたとえ善意から出た言葉だったとしても、違いますか?」

ぐうの音もでないアキト

「しかも、テンカワさんは私が要らないと言っているのに、勝手に返すって言っているんです、その事を忘れないでください」

「ナデシコの女性関係だってそう、テンカワさんは「良い人」になりたくて、結局優柔不断のまま、振るなら振るではっきりと振れば良いのに、変に周りの女性達に期待感を持たせる、だから、かえって話がおかしくなる、あなたが追い掛け回されての見てて『自業自得』って呆れて見てました、私は」

はっきりと物を言うルリに段々と腹が立って来たアキト、とはいえ何一つ言い返す事は出来ない、そう言われても仕方が無いという自覚があり過ぎる

「あなたがお金を返したいって言うのは本音でしよう、でも、返す実力なんてない、実力のない人の言葉なんて信じられる訳がない」

「はっきりと、私の目を見て言ってください、私が何か間違った事を言っていますか?」

「間違ってないよ・・・・・・・」

アキトの心中は悔しさで一杯だが、反論が出来ない

「そんな人からお金を返してもらう為には、私だって鬼になります、覚悟は出来てていますか?、最後のチャンスです、今ならまだ間に合う、本当に私にお金を返したいんですか?」

「返す・・・・」

震えた口調でぼそりと呟くアキト

「はあ・・・」

呆れたようにため息をつく、ルリ

「解りました、では、どうすればテンカワさんの借金を返せるか考えましょう・・・・」

とうとう根負けしてしまうルリ・・・正直、金の事などどうでも良かったのだ、自分でも言った通り、ただネルガルのやり方が気に食わなかっただけの話

もっとも、「アキトを縛り付けようとするネルガル」に対して、何故こうも腹が立つのか、ルリ自身はまだ気づいていなかった

金の事も、こうやって何度も脅せばアキトも怯えて諦めると思っただけの事、どうせ払える訳が無いのだ、そんな事は最初から解っている

とはいえ、今更、引っ込みもつかない

・・・何か、良い方法は・・・

・・・そうだ、テンカワさんには出来そうも無い事を・・・

何かを思いつくルリ

「ではテンカワさん、これから私の言う事を聞いてください、先ず・・・」

何を言われる物なのか、緊張してごくりと唾を飲み込むアキト

「ナデシコでの女性関係の清算、ユリカさんをはっきりと振って来てください」

「えっ、なんで?」

「出来ないんですか?」

『どうせ出来る訳がない』意地悪そうな薄ら笑いを浮かべてアキトにプレッシャーをかけるルリではあったが

「いや、だって、付き合ってもいないユリカを振るなんて出来る訳が、大体、俺はお前の恋人じゃないって何回も言ってるのに、ユリカが勝手にそう思ってるだけで、何度言っても人の話を聞かないユリカをどうやって振れば・・・・」

・・・あれ?・・・・

何かおかしく感じる

どうも、『出来る訳がない』の内容がルリとアキトでは食い違っている

ルリの『出来る訳がない』は優柔不断なアキト『なんだかんだとユリカに惹かれているのだろうと思っていた』アキトにはそんな事が出来る訳がないだろうと言う事だが、アキトにしてみれば、『はっきりと何回も同じ事を言っているのに話を聞かないユリカ相手に』という意味で

ふと、ナデシコ時代を思い出して見るルリ

・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

・・あっ・・・

よくよく思い出してみれば、アキトの方が正しい

「あの、一つ聞きたいんですけど、テンカワさんってユリカさんの事、なんとも思ってないんですか?」

「それゃ、幼馴染だし嫌いって事は無いけど・・・ねえ、ホシノさん、もしホシノさんが男だったらユリカと恋人として付き合いたいって気持ちになると思う?」

・・・人の話を聞かない・・・壊滅的な料理の腕・・・その他諸々のアキトにかけていた迷惑・・・・

「ならないですね」

アキトの言うことにうなずいてしまうルリ、『なんだかんだとユリカに惹かれているのだろうと思っていればこその』無理難題をふっかけたつもりだったのに、これでは

「う〜ん」

しかしアキトは真剣に悩んでいるが、何を言おうとユリカが聞く耳を持ってくれないのは、目に見えている

・・・そっか、テンカワさんユリカさんの事なんとも思ってないんだ・・・あれ、なんで私?・・・・

そしてアキトが悩んでいる姿をみていて想像してみる

もし、こんな調子のアキトとユリカを会わせたら・・・・結局ユリカに押し切られて・・・

なんだか面白くない

「解りました、これは止めましょう、そのかわり、これからユリカさんとは合わないでください」

「それだったら、俺から会いに行く事は無いけど・・・ユリカの方が・・・」

確かにアキトだけに言っても仕方がない

「ねえ、ホシノさん一つ聞きたいんだけど、なんで俺がユリカと別れる事とお金を返す事が繋がるの?」

「えっ」

そう言われても返答に困る、無理難題をふっかけてアキトに諦めて貰う為に言った事でしかない

・・・お金を返し終わるまでどんな無理難題であろうと、絶対服従です・・・・

アキトのユリカへの気持ちを聞く前ならば、そう答えていただろう、だが、ルリの気持ちには微妙な変化が生じていた

・・・そう言われても困るんですが・・そうだ・・・

なにか、言い訳を思いついたらしい

「テンカワさん、あなたは出来ればコックの仕事でお金を返したいと思いませんか?」

「それは・・そうだけど」

「もし、テンカワさんが屋台を出したとします、ユリカさんを筆頭にナデシコの人達が来てくれるでしょう、でも、それでは『コネ』でお客さんを集めているだけです、コネに頼らず『腕』だけで勝負した方が長い目で見れば良いと思いませんか?」

「それに、ユリカさんもナデシコの人達も、周りの空気読まない人達です、そんな人達が集まったらナデシコクルー以外の人達は引いちゃって他のお客さん来なくなるかもしれません、それでも良いですか?」

「うっ、否定できない(汗)」

えらく、失礼な事を言っているが、「ばかばっか」のナデシコクルーである、ルリの心配は杞憂とは言えない

ナデシコのメンバーをスカウトして来たプロスベクター自身が言っているぐらいなのだ、『性格に問題があっても』腕は一流のメンバーを集めたと

「私、今度遠くに引っ越そうかと思っています、一緒に来ませんか?」

・・・あれっ、私なんでこんな事?・・・

唐突に、自分の口から出てしまった言葉、ルリはそんな事今まで考えていなかった

ネルガルから自由になった今、一人で暮らして行く事を考えていたのは本当の事だが、アキトの事は

「・・・解った、一緒にいくよ」

それがどういう事か、考えもしないで・・・というよりも、今まで散々悩んでマトモに回らなくなりかけた頭で・・・返事をしてしまうアキト

アキトに返事をされた後に、気づいてしまうルリ

・・・あれっ、それじゃあ、私とテンカワさんが一緒に住むって事に(赤)・・・


 


・・・え〜と、なんでこんな事になってるんでしょう(赤)・・・

冷静になった後考えてみて、『同居はまずい(汗)』と渋るアキトに

「お金をちゃんと返し終わるまで、監視させて貰います」

とか、ともかく色々と理由を付けてアキトと同居を始める事となったルリ

昼間はアルバイト、夜は屋台、ほとんどの稼ぎをルリに渡しアキトは本当に良く頑張っていた

無理を言って、アキトを追い詰め、自分から逃げ出させる・・・最初はそんな予定だったのだのだが

今は・・・

「本気でコックで生計たてるつもりなら、色々な料理を食べて経験しないと駄目です」

と、自らアキトをそれなりに評判良い店に連れ出したりしている

「だって、ルリちゃんの奢りなんてなんて悪いし(汗)」

と断るアキトに対して

「テンカワさんが早く一人前になってくれれば、お客さんだった増える、奢りじゃありません、先行投資です、この金額はちゃんと『貸し』につけときますから」

などと、つれない事をいうが、満更でもなさそうなルリ

最初の内は、端から見れば『なんだかんだと仲の良い兄妹』にでも見えただろう

ちなみに、『ホシノさん』から『ルリちゃん』に戻ったのは、ルリが頼んだ・・・というか、『脅迫』したからである

『そんな風に呼ぶと、利息つけますよ』と

アキトとしても、『貸り』のある相手に、『ちゃんづけ』は言いにくかったが、流石に背に腹は変えられず

やがて、アキトの屋台の手伝いまで始め売り上げの計算等までルリの仕事になる

「う〜ん、一寸無駄が多すぎます、テンカワさんの屋台」

最初は、嫌がっていたアキトではあったが、材料費を削るとかして味を落とすのではなく、それ以外の部分での無駄を減らす事で少しは余裕も出て来る

また、アキトのラーメンへの「正直な評価」をしてくれる事が、アキトにとって何よりもありがたい

そんな調子で、数年の年が過ぎ、アキトのルリを見る目は少女から女性へと変わっていく


 


二人は恋人同士

ルリとアキトは周辺の人間にはそう見えたかもしれない

だが、二人にしてみれば・・・

「はあ・・・・」

一人ため息をつくアキト

数年の間に、すっかりアキトの心はルリに惹かれきっていた

ルリの言う事、やる事は、厳しくはあったが厳しさの中に優しさを感じる

とはいえ、自分はルリに金を借りている

自分は本当なら、ルリの事を好きになる事すら許されないとアキトは思い込んでいる

「はあ・・」

ルリもルリで一人溜息をつく

最近なんだかアキトがよそよそしい

「嫌われちゃったのかな・・・・」

嫌な想像に、自然と涙があふれてくる

自分がやって来た事は、最初は『アキトへの嫌がらせ』のつもりだったのだ、それなのに嫌がらせになりきれなかった

「ルリちゃん、ありがとう」

本当に嬉しそうにお礼を言ってくれるアキト、いつの間にか自分はその笑顔が好きになっていた

照れ隠しに更に厳しい事を言うが・・・それでも真摯に受け止めてくれるアキト

「どうしたら良いんでしょう・・・私は・・・」


 


そして、ある日の事

「ごめんなさい、私のせいで・・・」

昼間のアルバイトに夜の屋台、無理が祟ったのだろう、アキトは疲労で倒れてしまいその看病をしているルリ

「いっ、いや、ルリちゃんのせいじゃないから」

かえってすまなそうなアキト

「私のせいです・・・私が無理をさせたから・・・」

ルリは本当に落ち込んでいる

「だっ、大丈夫、大丈夫だから、少し疲れただけだから、直ぐに治るって、それに俺が勝手にやって来た事なんだからルリちゃんのせいうっ(汗っ)」

アキトは目の前の光景が信じられなかった

目の前にルリの顔、そして、自分の唇がルリの唇で塞がれている

「もうこれで良いです、テンカワさんが元気になり次第、私が出て行きます、そうすればもう、無理しなくていい・・・」

茫然自失とするアキトに告るルリ

「えっ、今なんて・・・」

「出て行くって言ったんです、これ以上テンカワさんが苦労している姿なんて見たくない・・・」

ルリちゃんが居なくなる・・・・出て行く・・・

「だ・・駄目だよそんなのっ、俺は許さないっ、絶対に駄目だっ」

アキトの言っている事は滅茶苦茶である、立場を考えれば「許さない」等と言える筈もない

「俺は、君の事が好きなんだっ、だからっ」

それでも気が付けば、ルリを押し倒していたアキト

「痛っ」

押し倒した時に、何処かをぶつけてしまったのか、ルリが声を上げる、そして正気に戻る

「ごっ、ごめんっ、俺っとんでもない事をっ(汗っ)」

慌てて、離れようとするアキトの頭に両手を添え、アキトの瞳を見つめながら呟くように

「・・・テンカワさんは私の事、嫌ってたんじゃないんですか・・・」

「ちっ、違うっ、そんな事絶対ないっ」

「私は貴方の事、お金で縛ってたんですよ、何度も酷い事だって言った・・・」

「でも、ルリちゃんは優しかった・・・俺の為にならない事なんて言った事ないじゃないか・・」

「違ます、私は私の事しか考えてない、ただ結果的にそう見えただけ・・・」

「それでも良いんだ、それでも」

「だったら・・・・・・」

潤んだ瞳でアキトを見つめるルリ

そして・・・・


 


「ごっ、ごめんなさいっ(汗っ)」

「いっ、いや、いいんだ、あはは・・・・」

力なく答えはするが、なにか満足そうなアキト

疲労困憊していたアキトが頑張ってしまったせいで益々・・・

この数年後テンカワアキトは、「妻」に財布の紐を握られるようになる・・・

要は、今までとたいして変わらない一生を送ったらしい

更に、「一生かけて幸せにする」と約束をしてしまい、今まで以上の重圧を背負う事となってしまうのだが・・・

『幸福』と『不幸』というものは、紙一重なものなのである(苦笑)



後書き

久しぶりに短編も書いてみたくなりまして

変にベタベタし過ぎるルリよりも、きついルリの方がルリらしい気も

元々ルリって、情け容赦なく言う事を言うキャラですし

そういうルリって嫌ってる人も多いだろうけど、私がルリを好きなのは、『やるべき事、やって当たり前の事をちゃんとやっている』からであって、もし、口が悪い『だけ』のクソ生意気なガキでしか無かったら、私だってルリの事嫌いだったでしょうね

『やるべき事、やって当たり前の事』をちゃんとやってくれる事のありがたみって、普段は意識しないけど、なにか切欠があれば、身にしみたりします

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