劇ナデのラストからしばらくして

エリナとアキトの会話

 

「ねえ、本当にユリカさんやルリちゃんの所に帰らないの?」

「俺には・・帰る資格なんてない・・」

「でも、貴方が帰らないお蔭で・・・2人が不味い事になってるみたいなのよ」

 


でんぱそのじゅう〜


「まずい事?」

帰れないと言いつつも、やはり2人の事が気になるアキト

感情が高ぶった時のナノマシンの発光が現われている

「まさか、火星の後継者の残党?」

アキトの表情は完全に怒りの物へと変わるが

「違うわよ、もっと・・違うこと・・」

困っているエリナ

「一体何が?」

アキトは、2人に会えない事、帰れない事は覚悟している

だが・・

それでも、たとえ影からでも2人を守る事も覚悟している

「今、ユリカさんとルリちゃんは一緒に暮らしている事は知ってるわね」

「ああ」

「それでね・・・え〜と(赤)」

「・・・?」

なにか言いにくそうなエリナ

「どうしたんだ?」

「あなたが帰らなくて、二人とも寂しい思いをしていて・・その(赤)」

「俺の事なんて忘れた方が2人の為なんだ・・・」

とても・・・・・とても辛そうに声を絞り出すアキト・・

「それが・・・寂しい思いをしている二人が慰めあってる内に・・」

「?」

「あの2人、女どうしで『危ない』関係になっちゃたみたいなの(汗)」

「えっ(汗っ)」

 

アキトもエリナもしばらくの沈黙・・・・

 

「うっ、嘘だろ?(汗っ)」

ようやっと、声を絞り出すアキト

「ううん、本当、だって、最近ユリカさん・・私とルリちゃんが話てると嫉妬の目を私に向けるのよ」

「それは・何かの間違いなんじゃ?(汗)」

「ユリカさんもネルガルとあなたの関係は知っているし、最初は、私とあなたの事疑ってるのかと思って・・仕方が無いかと思ってたんだけど」

「まっ、まさか、そんな(汗)」

と引きつった顔をするアキト

「私とユリカさんが2人で話している時は、別に嫉妬の目なんて向けない・・でも、ルリちゃんと話している時は・・・・」

「貴方も良く知ってるでしょう?、昔のナデシコで、メグミさんと貴方が一緒に居るのを見ているのと同じ目なのよ(汗)」

「そっ、そんな(汗)」

混乱して焦りまくるアキト

「ねえ、ちゃんとユリカさんの元に帰ってあげた方がいいんじゃ?このままだと取り返しがつかなくなるわよ(汗)」

 


 


(ゆっ、ユリカ、ルリちゃん、その道は間違ってる、間違ってるんだ〜〜〜〜〜〜(汗っ))

慌てて、ユリカ達の元へと走っていくアキト

その後ろ姿を眺めながら、なにやらニヤリとしているエリナ

「さて、あの子に連絡をいれますか」

なにやら、楽しそうなエリナの後ろに何時の間にか現われたイネスが話かける

コミュニケでルリを呼び出し

「作戦の第1段階は成功、アキト君は今そっちに向かってるわよ」

「ありがとうございます、エリナさん、イネスさん」

「御礼なんて良いわよ、でも、こんな方法でアキト君をユリカさんの元に返そうだなんて、ホシノルリも策士だわね(苦笑)」

「はあ、こんな馬鹿馬鹿しい方法が成功するなんて、私も思っていなかったんですが(苦笑)」

 

そう、今までのは全て、アキトに帰ってきて欲しいルリが考案した『策』だったりして(笑)

 

その後、ルリにとっては思わぬ誤算で、

「わっ、私にはそんな趣味は(真っ赤)」

とか言いつつ、アキト×ユリカ×ルリのお話になっちゃったりしますが・・・

まあ、それは別のお話って事で(笑)

ルリにとって、それが「嬉しい誤算」だったじゃなかったのか?とか「本当に誤算?」だったかどうかは、あえて追求しない事にしましょうね(ニヤリ)

 


後書き

「冷静」で「策士」で、

「ユリカの事もアキトの事も大好き」で、

「ユリカの事が好きなアキトの事が好き」で

ユリカの事が好きなアキトの気持ちを、「ユリカの事を好きなままで」」自分に振り向かせようとして

「ユリカ公認でのアキトの愛人」の座を狙って「策を練る」ルリって、「壊れルリ」だと思います?(笑)

 

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