クリスマスイブの日
帰って来てくれたアキト
「ユリカさんにはこれが一番のブレゼントです」
ルリちゃん、そう言ってアキトを連れて帰って来てくれた
嬉しかったな
サンタの姿のルリちゃんも照れてるアキトも可愛かったし
嬉しくなってその日は、つい普段は飲まないお酒を
・・・・・・目を覚ましてみれば、ベッドの中
そこにはルリちゃんと・・・・・・・・・真っ青になっているアキト
ユリカ達一体ルリちゃんに何をしちゃったの〜〜〜〜?(滝汗)
でんぱそのじゅういち〜
「・・・酷いです・・・ユリカさん・・・」
上目遣いで目に涙を貯めユリカを見つめるルリ
「・・あっ、あの・・・・ユリカ一体何しちゃったの?(汗)」
昨夜の事はお酒のせいか全く覚えていないユリカ
「・・・私・・・もうお嫁に行けない・・・あんな事されたんじゃ・・・」
「えっ(汗)」
なにか、とんでも無い事をしてしまったらしい・・
最近では、あまり聞かない言葉ではあるが、お嬢様育ちのユリカにとって
「お嫁に行けなくなる」
ような行為といえば・・
「ユリカさんだけじゃ有りません、アキトさんも・・・」
「えっ、やっばり俺も(汗)」
アキトも自分の想像通りの事をルリにしてしまったらしい事を確信する
自分も覚えてはいないのだが
「いくら、酔っ払っていたとは言え・・私・・初めてだったのに・・」
俯き、ぶるぶると震えているルリ
「ごっ、ごめんなさいっ」×2
「ユリカさんとアキトさん・・・・・2人がかりで私の事・・私・・抵抗出来なくて・・」
冷や汗をたら〜りと流しながらルリの言葉を聞くユリカとアキト
しばしの沈黙の後
緊張感に耐えられなくなったユリカは・・ある決意をする
「ごめんなさいっ、ルリちゃんっユリカ責任取るからっ」
「ユリカさん・・」
「ユリカ責任とって、ルリちゃんと結婚するっ」
「えっ(汗)」×2
とんでも無い事を言い出すユリカ
「おっ、おいっ、ユリカっルリちゃんと結婚って(汗)」
アキトが何か言おうとする言葉を遮るようにユリカは続ける
「アキトもルリちゃんと結婚してあげてっ、私達が2人でルリちゃんをお嫁に行けない身体にしちゃったんだから2人で責任とるしかないっ」
「えっ(赤)」
更にとんでもない事を言い出すユリカ
「なっ、何言い出すんだユリカっ、いくらなんでもそれは・・それにルリちゃんの気持ちってモノが(赤)」
しどろもどろになりながら、ユリカに言い返すアキトなのだが
「ごめんね、ごめんね、ルリちゃん・・・・・」
泣きながらルリを抱きしめるユリカ
「あっ、あの、ユリカさん(赤)」
真っ赤になっているルリ
「アキト、御願いだからルリちゃんに責任取るって言ってあげて、でないと・・」
ルリを抱きしめたまま目に涙を一杯に貯めてアキトを見つめるユリカ
「あの・・・私・・・・・わ・・たし・・は・・・(赤)」
消え入るような声でルリは・・・・
結局、「責任を取る」事になったアキトとユリカ
まあ、アキトは「表向き死んでいる」人間なので、正式な婚姻関係を結ぶのは無理なのだが
なんだかんだと喧嘩したり仲良くしたりしながら、幸せそうなルリ達を見ていると、「まあ、いいか(苦笑)」とその後思ったとか
真相
さて、話は昨夜の事にさかのぼる
アキトとユリカが酔いつぶれてしまい、その寝顔を眺めているルリ
「やっぱり、ユリカさんとアキトさんは一緒に居るのが一番ですよ」
2人の幸せそうな寝顔を見つめながら呟く
アキトに対する自分の気持ちに気が付いてしまった今は、少し辛くもあるが
「・・・やっばり、ユリカさんからアキトさんを奪うなんて、出来ませんね」
悲しげな声でそんな事を言いながら唐突に有る事を思いつく
「・・・でも、一寸意地悪をしたくなりました・・・・」
そして、2人の寝ているベットに潜り込み
「明日の朝、2人が目覚めたら(クスクス)」
そう、実はルリの一寸した悪戯・・・の筈だったのだが
途中で、本当の事を話そうと思っていた筈が・・・あまりのユリカの真剣さに言いそびれてしまった事と
まさか、ユリカがそこまで言ってくれると思わなかったルリは、『アキトが責任を取ってくれる』と言う言葉の誘惑に負けてしまったとさ
めでたし、めでたし・・って本当にこれで良いのか?(苦笑)
でもまあ、『奪う』ような悪い事を考えなかった良い子のルリは、2人の夫?を手に入れ、その後もなんだかんだと幸せだったそうです(苦笑)
後書き
今回のお話には、朴念仁さんのCGを使わせて頂きました
朴念仁さん、どうもありがとうございますm(__)m
しかし、・・・・・・つくづくこういう系統の話が好きだな、b83yrは(苦笑)
オマケ
ラピス「・・・何してるの?」
アキト「いっ、いやあの・・(汗)」
ルリ「・・・・・・(真っ赤)」
ラピス「ラピスと一緒に御風呂入る時は、ルリにしてるみたいな事、されなかったけど」
アキト「いっ、いやっ、だからこれは(汗っ)」
ルリ「あっ、あのだからねラピス(真っ赤)」
ラピス「・・もしかして、ルリ・・・」
ラピス「悪い事して、アキトに『お仕置』されてるの?」
アキト「いっ、いや、どちらかと言うとご褒美・・じゃなくて(赤)」
ルリ「あっ、あのねラピス(赤)」
ラピス「ルリ、アキトにお仕置されるような事しちゃ駄目」
ラピス「アキト、ルリが悪い事したんだったら、ラピスもお仕置手伝う・・・・」
本当の事を言わなかった、『悪い子』のルリが、その後こういうお仕置をされたかどうか、作者は知らない(笑)
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