「ねえねえ、ルリちゃん」

「どうしたんです?ユリカさん」

「ルリちゃんに一寸聞きたい事が有るんだけど」

「なんです?」

「うん、「胸を小さく」する方法なんだけど」

「えっ」


でんぱそのきゅう〜

頑張れ、ユリカさん外伝?

悪夢


ルリの胸元の辺りを羨ましそうに見つめるユリカ

ルリにしてみれば、むしろユリカのスタイルの良さを羨ましく思っていたぐらいで、

 

ーなっ、何考えてるんですかっ、ユリカさんはっ(怒)ー

 

と、叫びたくなるぐらいである

そんな、心中の怒りを抑えつつ

「ユリカさん、なんでそんな事聞くんです」

と冷静に答える・・・・僅かに笑顔が引きつっているが

ユリカは「全く」悪気が無く、答える

「ん、ほら、アキトってもしかして貧乳の方が好きなのかなって思って」

貧乳』と言う言葉に怒りを感じつつも、アキトの事となれば気にかかるルリ

「アキトさんが?」

「だってほら、向うの世界じゃユリカよりルリちゃんの方が先だったし」

「あっ、あの・・それは・・・」

ルリとしては、向うの世界でユリカより先だった事に罪悪感を抱いているため、急に怒りがしぼんでしまう

「向うの世界のイネスさんやエリナさんがアキトの事誘惑しても駄目だったって2人とも言ってたし・・・でも、ルリちゃんには」

そう言えば・・・・

ルリはふと思い出す

確かに、自分の胸も身長も同年代の女の子と比べても・・・

あれっ、でも

「ユリカさん、そんな事無い筈です、だってアキトさんが選んだ人はユリカさんじゃ無いですか」

「でも、ルリちゃんの方が先だったよ?」

「うっ、それは確かに(汗)」

 

アキトとしては別に胸のサイズで選んだ訳ではないのだが、一度気になり始めると止らないもの

 

「それでね、一寸試してみたい事があるんだ(ニヤリ)」

何時もとは違い、ユリカらしくない(ニヤリ)笑い

「なっ、なんですかユリカさん(汗)」

いや〜〜〜な、予感がしてくるルリ

「ほら、女の子の胸って、揉んでもらうと大きくなるって話が有るし、ユリカの胸を小さく出来ないなら、ルリちゃんの胸を大きくしちゃおうって、」

と指をわしゃわしゃとしながら、ルリににじり寄る・・

「ゆっ、ユリカさん何考えて・・(滝汗)」

 

そして・・・

 

 

 

 

「アキトさん・・・私・・・胸・・・大きくなっちゃいました・・・あの・・」

 

 

 

 

 

「うわっ」

夢からさめ、飛び起きるアキト

慌てて周りを見渡すと

「す〜〜」

アキトのとなりで、幸せそうな寝息をたてているルリ

やはり、胸は小さいままだ

「よっ、よかった・・・」

心底ほっとするアキト

今度は、逆の方向

そこには、ユリカがきょとんとした顔で、アキトを見つめている

「どうしたの?アキト」

「いっ、いや、なんでも無いんだ、一寸嫌な夢をみて(苦笑)」

何時もどうり豊かなユリカの胸をみながら、ほっとしながら答える

 

やっぱ、大きい小さいとかの問題じゃなくて、『一番似合うサイズ』が一番っ

 

アキト君は心底そう思いましたとさ

 

『でんぱ出戻り版しっくす〜』の世界のアキト君が、ある日見た悪夢のお話

 

 


後書き

『ユリカさん』と、でんぱが変な風に混ざってるのは、アキトの夢って事で

 

でんぱそのじゅう〜へ 

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