夏祭り

※某所で作者がやっている通りやっぱりルリENDアフターです(笑)


夏祭り


 

 

 

アキトがルリを引き取り、一緒に暮らすようになってから3年が過ぎようとしていた。

その間アキトは火星の後継者に捕まることもなく、その存在を知ることもなかった。

それはそれとして今度は別の問題が出てきた訳で。

 

 

 

アキトには最近悩みがあった。

それはいつまでルリとこの同居生活を続けるのかということ。

ルリも先日の誕生日で16歳になり、見かけなりに少し幼いながらも立派な女性になった。


『(いつまでもこのままじゃいけないよなぁ…)』


恋人でもない女性といつまでも同居生活を続ける訳にはいかない、これがアキトの悩みだった。





この3年間で二人の関係はどんどん変わっていった。

最初は仲のいい兄妹。それからお互いに気になる存在、異性として意識するようになった。

ハッキリ言ってキスもした。(ほとんど事故みたいなものだったが)

でもそれだけだった。

お互い好きだとか、愛してるとかを伝えたことは一度もなかった。

だからアキトは一生一代の懸けに出ることにした。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

アキトとルリは近くの神社で開かれている夏祭りに来ていた。

ルリは花柄に真っ白な浴衣を着ている。

その姿は誰かが見れば妖精と形容したかもしれない。

 

そのまま二人で出店を回り、全ての出店を回りきった頃、

「ルリちゃん、少しいいかな?」

「?はい」

アキトはルリを人通りの無い神社裏の高台まで連れてきた。

そこには蛍が飛び交い幻想的な光景を作り出している。

アキトがこの日のために見つけた秘密の場所だ。

「ここ綺麗ですね」

「そうだね。……あのさ、ルリちゃん」

「はい?」

「あのさ、俺と…」

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 


 

 

「(流石にいきなり俺と結婚してくれは不味かったかな…)」

などと昨日のことを思い出しながらアキトは苦笑いを浮かべた。


「…ん…アキトさん…」


アキトの隣ではルリが目尻に涙の後を浮かべながら安らかな寝息を立てている。

「えっと…夏って言ってもやっぱこの格好じゃ風邪引くよな(赤)」

とまあこの光景を見ればルリの答えがどうだったかは一目瞭然だろう。

床に乱れて落ちている白い浴衣が気にならないと言えば嘘になるが(にやり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、時が経つのは早いものでそれから一年後。

 

 

 

 

 

 

 

 

「行くよ、ルリ」

「あ、待ってください。あなた」

 

そこには去年と変わらない二人の姿が。

一つだけ変わったことはルリの名字がテンカワに変わったことだろう。

 

 

 

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あとがき

 

ども、作者のユウです。

び〜HPには今までCGばっかりでしたが今回は初のSS投降・・・いかがでしたか?

あ、ちなみに管理人様・・・・

 

 

 

 

ラブコメ作家の称号はお譲りしますので!

 


b83yrの感想

ラブコメ作家言うな〜〜〜〜〜〜(涙)

私は、ルリとアキトがくっ付くのなら、それなりに順序やきっかけって物があるだろうってことで、そういう所をしっかりと書いておこうと思ってるだけだぞ

世間一般では、そういうのをラブコメというのじゃないの?という突っ込みは聞く耳もたんっ(笑)

あ〜〜、それとね

なんで、浴衣が床に乱れ落ちているのでしょう?

僕にはちっともわからないんですけど?

次は是非『し〜のHP』への投稿を(にやり)

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