イネスさんの作った、『人間の頭にネコ耳を生やす薬』には副作用があったのですが、その後の研究により副作用を抑えた新しい薬が出来あがりました
今回の薬は二人に分裂したりしません
さて、その薬の最初の被験者となったエリナさんはどうなったでしょう
ネコ耳少女の飼い方、育て方
猫エリナさんの場合
ネコを飼っている人の家では、最初の一匹を飼い始めてから何時の間にか増えていく事があります
完全に室内飼いのネコならばそんな事もありませんが、ネコに自由に外出させているような環境で飼っている家では、余所のネコなどが入ってきて、何時の間にか飼いネコとなっている事なども多いようです
ですが、本来ネコは固体で生活をする肉食のハンターであり、野生のネコは繁殖期以外には別のネコが縄張りに入ってきた場合には、追い払う方が普通です
人間に飼われているネコの場合、常に餌の心配がないため下手に縄張りい争いをするよりは、仲良くしておくか無視しておくほうが、お互いの為という暗黙のルールが何時の間にか出来あがっていくのでしょう
では、ネコ耳少女の場合はどうでしよう?
普通、ネコ耳少女の場合は、縄張りを持ちません
ですが、普通は自分の御主人様に他のネコ耳少女や人間種の女性のにおいが付くような行為を嫌います
では、なぜアキトくんは複数のネコ耳少女を抱えているのでしょう?
これにも、下手に争うより仲良くしていた方がお互いの為という暗黙のルールが働いているようです
なにせ、アキト君のお相手は『満足させ過ぎて、1人だと身体が持たない』そうですから(笑)
さて、そんなアキト君の新しいペットとなる事となったエリナさん
本当は少し不安でした
エリナ「ねえ、アキト君優しくしてくれるかな?」
ルリ「何言ってるんです?、アキトさんが優しいのは何時もの事じゃないですか。」
エリナ「だって・・・・・・・、私アキト君をボソンジャンプのモルモットにしようとした事だってあったし・・・」
ルリ「昔の事です、アキトさんはそんな事気にしませんよ、それに百合花さんを助ける手助けだってしてくれたじゃないですか、感謝してますよ」
エリナ「それなら・・・・良いけど・・・」
ルリ「でも・・・・エリナさんって『ネコ』よりも、『女狐』のイメージだったんですけどね(クスッ)」
エリナ「悪かったわね、どうせ私は女狐ですよ」
少しだけほほを膨らませ、赤くなるエリナ
エリナ「でも・・・・・・・・アキト君にもそう思われてるのかな?、
出世の為なら自分の身体も利用するような『女狐』って・・・」少し悲しそうにつぶやく
ルリ「いえ、アキトさん言ってましたよ、エリナさんってああ見えても結構純情な所があるから、そういう事は出来ないんじゃないかって」
エリナ「・・・・・・・」
ルリ「そうですね、エリナさんがアキトさんに罪悪感を感じているなら・・・・・こう言うのはどうです?」
・・・コソコソ・・・・で、・・・・・アレを・・・・
エリナ「・・・・・・・・・・・、だっ、だって私、始めてなのにそんな事・・・・(赤)」
ルリ「始めてだったら、アレも追加しますか(笑)、でもアキトさんに惹かれる人ってみんな始めてなんですね(クスクス)」
エリナ「えっ、だってイネス・フレサンジュは?、経験豊富そうに思えたけど。」
ルリ「研究一筋で、今まで経験が無かったそうです、私も一寸意外でした」
エリナ「私も人のことは言えないか、ネルガルの女狐だったのに始めてなんだから(クスッ)」
ルリ「さて、着替えましょうか、悪い事をしたペットは、御主人様に『おしおき』をしてもらわないと」
エリナ「で、でも首輪に鎖って言うのは・・(赤)」
ルリ「巫女服も追加です、今回は『生贄の巫女 首輪と鎖付き』で行きましょう♪」
と言うような事もありまして、色々紆余曲折の上に猫エリナさんは無事に、アキト君のペットとして『おしおき』してもらいました(笑)
えっ、『おしおき』されてるのに『無事に』って言うのはおかしい?
ふっ、大人の世界には色々と有るんですよ(遠い目)
でも、本当はネコ耳少女達を繋ぎとめておくのには、首輪とか鎖は必要ないんですよ
彼女達は『アキト君の愛情っていう首輪』と、『自分達のアキト君に対する愛情っていう鎖』で繋ぎとめられていますから
民明書房刊 『ネコ耳少女の飼い方、育て方』より
後書き
『おしおき』の最中、『生贄の巫女 首輪と鎖付き』だったかどうかは実は謎です
だって、私も見てないし・・・・心底残念ですが
あっ、優しくしてもらった事だけは確かみたいです(笑)
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