b83yrにとってのルリアキトの原点とは?
『テンカワ・ルリのファンサイト』の管理人であるb83yrですから、当然ルリ×アキトが好きです
当然ですな(笑)
ですが、不満もあります
それは、『ただ、ルリとアキトをくっ付けているだけ』の作品が多くないか?という事
大切な事は、『ルリとアキトくっ付ける』事ではなくて、
ルリがどういうキャラで、アキトがどういうキャラだから、ルリとアキトが結ばれて欲しいと思ったのか
ではないでしょうか?
一寸、TV版の12話、18話を思い出してください
ルリって、アキトに迷惑かけた時には、ちゃんと迷惑をかけてしまったって自覚をもってます、でもこれって『当たり前の事』ですよね
この、『当たり前の事』って、ルリ×アキト派の人達がルリを好きな大きな理由じゃありません?
『ばかばっか』のナデシコの中で、ルリは真面目にオペレーターとしてやるべき事、『やって当たり前のこと』をちゃんとやってきたんです、デフォルトで
だから、アキト争奪戦で不利な条件が多数ありながら、それでも障害を乗り越えたルリ×アキトが見たいと思ったし、自分でも書いてみたくなった
『ルリは、やるべき事をちゃんとやっている、当たり前の事をちゃんとやっている』事への評価がルリ人気、ルリ×アキト人気の大きな部分を占めてると思えるんですよね、私
なのに安易に壊れルリにしてどうすると
壊れルリって言うのは、元のルリ、マトモなルリとの対比があってこそ面白いんであって、数が増えすぎれば面白くもなんともない
今、壊れルリで面白いと思える作家さんなんて、ほんの数人しか居ない、後はただうんざりさせられるだけです、私
ギャグって言うのは、笑ってもらうのがギャグであって、壊すのがギャグじゃない、キャラを壊さなくたって笑ってもらえるならギャグ、笑えるのは壊すからじゃなくて笑わせる為の工夫があるから笑えるんですけどねえ
それに、安易にくっ付けるのではなく、『恋愛の過程』をしっかりと描写する作品がもっと増えても良いんじゃないかと
『過程』の部分がしっかりとしていないのに、ただ、ルリがアキト一筋になっているだけの作品は、『違うだろそれは』って気がしちゃうんですよねえ、私
そして、カップリングというものは、『双方有っての物』だという事
どっちがどうではなくて、ルリとアキトが、『お互い』に惹かれあっている姿
その、『過程』というものをしっかりと描写してあげるのが、『恋愛ドラマ』というものなのではないでしょうか?
この、『過程』、『双方あってこそ』の問題は、私がTV本編でのユリカ×アキトに感じたものでもあります
アキトがユリカを『選ばない』事になんの違和感も感じないんですよ、私
むしろ、TVのラストの時点でなら、アキトは『誰も選ばない』事が一番自然に思えるし
ラストで主人公とヒロインが結ばれて、かえって欲求不満になった作品なんて初めてみました、私
「えっ、なんでこれでくっ付くの?」って
それって、『恋愛ドラマ』として、不味くありませんか?
それだけの問題じゃなくて、劇ナデアフターの問題もあるし
劇ナデのアキトって、ユリカを助け出す為に必死になって戦ってるんですよ
普通なら、そんな姿を見せられれば、ユリカ×アキトのハッピーエンドが見たくなる筈じゃありませんか?
ところが、別に見たいと思えないんですよ、劇ナデアフターのユリカ×アキト
『劇ナデだけ』で考えるのなら良い、でも、『TV版から続く劇ナデ』って考えると
ユリカ×アキト派って訳でもないけど、アンチユリカって訳でもない私ですらこの調子です
これって私だけの問題ですか?
これが、私だけの問題なら良い、でも、ユリカ程アンチ比率の高いヒロインって他にどのくらい居ます?
どんなカップリング、どんな作品であろうと、ある程度のアンチは居ます
でも、アンチユリカってどう見てもある程度を超えてません?
TVの時点で既にアンチユリカだった人なら、アキトのユリカへの想いの強さなんて物をやればやるほど、かえって不愉快になってユリカやユリカ×アキトへの拒絶や反感が増してしまう
劇ナデのアキトの命がけの戦いは、かえってアンチユリカを増やしてませんか?、私にはそう見えます
これが、『TV本編での、ユリカとアキトのくっ付け方の不味さ』がもたらしてしまったモノじゃないですか?
ユリカというキャラにとっても不幸だと思いません?
ルリ×アキト好きのb83yrとしては、TV本編での、
『ユリカ×アキトのくっ付け方の不味さ』
と同じ不味さを、ルリ×アキトではやって欲しく無いんですよねえ、好きだからこそ
ルリとユリカで同じ間違いを繰り返してど〜すんだ?とね
それを、ルリの美化とか非難する人も居ますけどね
一寸、考えて見てください
男であろうと女であろうと、誰か人を好きになった時はどうします?
『自分だけ』が相手を好きでも意味ないでしょ、相手にも自分の事を好きになって貰わないと
自分が好きになった人に自分の事も好きになって欲しい、だから、その為に努力する
自分の事を好きになって貰う為には相手の気持ちもちゃんと考えるようにする
なにか特別な事をしてますか?、当たり前の事してるだけじゃないですか?、これ
美化でもなんでもないですよ、こんな事、その程度の事を美化だと非難する人の感性の方がよっぽど歪んでるように思えて仕方ないんですけどねえ
そんな中で、相手の気持ちを考え過ぎて押すべき時に押せなかったり、逆に考えがいたらずに引くべき時に押してかえって反発されたり、嫉妬したり嫉妬されたり人の気持ちの汚い部分、時にえげつないぐらいの事だって出てくる
そういう、紆余曲折がある事だって、恋愛ドラマとしては普通で当たり前の事、でも、『当たり前の事』をちゃんとやっている作品って、実は一番少ないのでは?
当たり前の事を事をちゃんとしている作品と、悪乗りで女難のエスカレートさせて収拾のつかなくなってる作品とは別物ですから
ナデシコのSSでも、ネタはほぼやり尽くされていて、目新しいと感じる事は少なくなっています
こんな時だからこそ、『あえて、一度原点に戻ってみる』事も、悪くないのではないでしょうか?
2004年1月1日に初出、1月17日改定
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||