でんぱ出戻り版ばんふぁいぶ〜
魔女の生贄
結婚式を挙げ、これから幸せになる筈だったユリカとアキトの夫婦
ですが、運命は過酷でした
新婚旅行に出かけようとした矢先に、さらわれてしまったのです
火星の後継者？
・・・・・・・いいえ違います
悪い魔女にです
｢と言う訳で、アキトさんとユリカさんを誘拐させていただきました(ペコリ)｣
｢あの、ルリちゃんなんで俺ベッドに縛り付けられてるの？(汗)｣
｢決まってるじゃないですか、アキトさんの『大切なもの』を奪う為です｣
｢大切なもの？・・・、まっ、まさかユリカを(怒)｣
その言葉に少しだけムッとするルリ
｢なにを言っているんです、ユリカさんだって私の『大切な人』なんだから酷い目になんて遭わせる訳無いじゃないですか(怒)｣
｢ごっ、ごめん｣
さらわれたと言うのに、うっかり謝ってしまうアキト
そんなだから、女難に合うんだってば(笑)
(でも、こんな時でも自分の事よりもユリカさんを心配する、アキトさんって素敵です(ぽ))
ちなみにユリカはというと・・・・・
｢う〜ん、アキト〜(にへら〜)｣
どんな夢みてるんだか知らないが、ホントに幸せそうに寝ていた(笑)
｢私が奪いたいアキトさんの『大切なモノ』はアキトさんの『初めて』です(ぽ)｣
｢えっ(汗)｣
｢アキトさんもユリカさんも結構生真面目に所があるから、ちゃんと式を挙げるまでは清い体でとか言ってたじゃないですか、そんなに大切なものなら『電子の魔女』の『生贄』に相応しいと思いません？｣
｢あの〜、ルリちゃん(滝汗)｣
｢大丈夫です、酷い事なんてしませんから、私だって初めてですし・・・(赤)｣
｢始めてって(赤)得したかも･･･違う､違う・・・・・、いや、そうゆう問題では・・・・(^^；)｣
｢大丈夫です、ユリカさんからアキトさんを取り上げようなんて思ってません、私もユリカさんの事大好きですから・・・ただ・・・｣
｢アキトさんの事も、大好きなんです、この気持ちはとめられないんです。｣
｢せめて、『愛人』にでもしてもらえませんか、そうすればこんな馬鹿な事は・・・・・やめますから・・｣
｢いっ、いや、ルリちゃん、やっぱりそういうのは不味いと思うし(汗っ)｣
｢やっぱり、アキトさんはそう答えますよね・・・・・・・・でも・・・・・・私そんなアキトさんだからこそ好きなんです｣
「だから・・・・・」
「これからアキトさんを『脅迫』します(ニヤリ)｣
｢脅迫って(汗)｣
｢愛人にしてくれないんだったら、今から起こる事を撮っておいてオモイカネに編集させて、ユリカさんに見てもらいます｣
｢なっ(汗)｣
｢わかったでしょう、アキトさんにはもう逃げ場は無いんです(ニヤリ)｣
｢と、ゆ〜わけで〜(にへら〜)｣
｢いただきま〜す(*^^*)｣
以下、検閲削除
とまあ、こんな事がありまして例のシャトルに乗り遅れてしまった二人は、ルリちゃんを悲しませる事もなく無事でした
その後、間一髪で危機を逃れたアキトとユリカ、そのサポートをするルリで火星の後継者を潰すのですがそれはまた別の話です
後書き
こ〜ゆ〜、ユリカの事も大好きなんで、ユリカから奪うわけじゃなく、無理矢理愛人になるルリってどうですかね？
アキトの『初めて』は奪っちゃいましたけれど、アキトその物を奪うわけじゃないし(苦笑)
えっ、ラピス？
ルリと同じ事するに決まってるじゃないですか(笑)
でも、こんなしょ〜も無い話でも、劇ナデに続くよりは幸せな気がする(結構、本気)
