昔、有る所にシンデレラ(ルリ)と言う不幸な少女がいました

どのくらい不幸かと言うと

「ほらほら、その程度の腕じゃ家のアキトと店なんて持てないよ」

「はいっ」

と料理について継母のホウメイさんに厳しく指導されたり

「ルリルリ〜〜、アキト君との仲はどうなってるのかな〜〜〜(ニヤリ)」

「あっ、あのそれは(赤)

と血の繋がらない姉のミナトさんに意地悪な事を言われたり

「や・・ん・・意地悪しないで・・・アキトさ・・ん」

と毎晩のようにアキト君にイジメられて?いたりしました

さて、こんなに不幸?なシンデレラ(ルリ)に転機が訪れます

お城での舞踏会の話が舞い込んできたのです

 

と言う訳で、全員で舞踏会に出かける事になりました・・・って、えっ

 

あの〜〜、ホウメイさん、この話シンデレラが元なんで、ルリちゃん残ると思うんですけど

 

「あのねえ、あの子にはもうアキトが居るよ、下手に残したりしたら何処の馬の骨とも解らない王子様とやらとくっ付けられちゃうじゃないか、流れ的に」

 

おおっ、成る程、流石はホウメイさん

 

「それとも、あんたは何処の馬の骨とも解らない、「王子様」とやらとあの子をくっ付けたいのかい?」

 

ぶるぶるぶるっ<激しく首を降る音

 

と言う訳で、作者とホウメイさんの思惑が一致したため、全員で舞踏会に出かける事へと


 


「きゃ〜〜〜」

「嫌〜〜〜〜」

さて、舞踏会では何故か悲鳴が聞こえてきます

原因はというと

「・・・・・・・・・・・・・・・むう」

 

ゴートホーリー王子様のせいです

 

何せ、『王子様』って言葉に変な憧れを抱いている乙女達

それゃ、ショックもでかいだろうなあ(苦笑)

まあ、某フィリオネル王子様みたいなものですね(苦笑)

あっ、ちなみにユリカさんは、『王子様=アキト』の人なんで、『ゴートホーリー王子様』と聞いて悲鳴あげて失神してしまったので今回の出番は無しです(苦笑)


 


さて、それでも、『王子様』に変な憧れを持たない人も

「はあ、王子様ですか、興味ないですから」<シンデレラ(ルリ)談

「王子様っていっても、王が居ればその息子は何歳になろうと王子だろ、当り前の事じゃないか」<ホウメイさん(談)

等の意見が出る中

「あら、結構好み」

とかいうミナト

あの〜、ミナトさん玉の輿狙いですか?(汗)

「まさか、気に入った相手がたまたま王子って事は有っても、『王子様だから』なんて理由で相手を気に入ったりしないわよ」

成る程、流石はミナトさん

「相手がどんな人間なのか解りもしないのに好きになるほど安っぽい女でもないしね、まず、相手を知らないと」

と言う訳で、ゴートに近づいて話始めるミナトさん

この事が縁で、ゴートとミナトさんの付き合いが始まるのだがそれはまた別の話

そして、舞踏会の方は無事に終り・・・・・

 


 


舞踏会の方は滞り無く終り、帰途につくホウメイさん達一行

自分達の、家に何事もなくつきました

そして、何年か後、ルリはアキトと結ばれ、一緒に店を持って幸せに暮らしましたとさ

めでたしめでたし

 

 

 

 

って、それで終わっちゃ駄目〜〜〜〜〜〜

「折角、ルリちゃんと「王子様」とをくっ付けて、フリーになったアキトさんを狙おうと思ってたのに〜〜〜〜(T_T)」

と魔女役のメグミさん声が虚空に響く

 

メグミさん、そんな事考えてたんですねえ(苦笑)

所で、メグミさんは「王子様」の役が誰か知ってました?

「えっ、知らないけど」

実はですね、ごにょごょ

「うっ(滝汗)」

あっ、メグミさんも硬直してる・・・・(苦笑)

 

とまあ、悪い事は出来ないモノとか、王子様と結ばれるのだけがハッピーエンドじゃないだろうとかの教訓を残しつつ、本当に終りです

めでたしめでたし

 


後書き

7月7日アップだって言うのに、ルリの誕生日とは全然関係のないネタが(苦笑)

まあ、「ルリ様が幸せになる話」では有りますんで勘弁してくださいm(__)m

 

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